the Gn. Muria telepraph

2019年07月03日

日本人の精神て何なの?もう失われたかもしれないし、日本が!とか叫ぶ人が一番忘れてそうなもの。

Japan

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ドイツの言葉、ドイツの法、ドイツの精神、、をもとめてハーナウのグリム家の二人がたどり着いたのは、民話でした。
延々と途切れることのない民話にこそ、ドイツ人が何を善と認め、何を悪と認め、どういう人が理想の人物であるか、どういう人が不適切とされるのか、、という根源があると認めたからです。人に受け入れられない話は伝わることはないでしょう、親から子へのお話の中にどれぐらい教訓が含まれているのか、いうまでもありません。
これら民話から精神を求めようというのは、グリム兄弟の卓見です。広範囲に民話を採取し、ドイツのドイツであることを求めた功績は世界中が今なお称賛を惜しみません。


でもって、日本民話の類型から日本人が何を尊んだかというと、一目瞭然。

いじめられていた亀を助けた話、困っていた鶴を助けた話。鶴と亀というとってもありがたい生き物をいじめるほうもどうかしているけど、「困っているものは助けなければならない」というのは多くの民話に言えるはなし。鶴と亀だけじゃなくて、石仏に笠をかぶせたり、雪の日に訪れた女性に親切にしたり、悪い鬼や化け物に困っている人を助けたり、人身御供の人を助けたり、もはや助け(人だけじゃなくて、生き物一般、、それどころか無生物にさえ)なくして日本の民話は成り立たない。生けるものへの畏敬の念があります。


善い行い、特に困っているものにたいして親切にすれば、かならず報われる



のが、日本人としてあるべき姿だと民話は教えてくれています。グリム兄弟を受け入れる度量のある国民ではないにしろ、これら語り継がれたことを公にないがしろにする日本人はいないはずでした。

、、、、が、最近は、全く顧みられない。
民話よりは、ゲームを!語り継ぐより、偽装や破棄で断ち切ってしまう。
欺瞞の多い世の中になってきているのですが、、、、

困っている人を罵倒し、自己責任と揶揄し、環境破壊で生き物を無為に死なせたり、別に食べもしない生き物の命を奪ってゴミとして捨てるとか(捕鯨もそう)、弱いものをいじめる世の中があって、それが当たり前になっているのが、なんだか、信じられないなあ、、本当に日本なんだろうか?

ものへの畏敬がないと、めぐりめぐって、自分が粗末に扱われるということなんだけど。



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2019年07月02日

Padding field in dry season 乾季の三期作。まさかの干上がり!どうするんだろう、ドキドキ

No water in padding field

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私はこれまで、砂漠も、温帯モンスーンも、熱帯モンスーンも、熱帯雨林も、地中海性気候も、体験してきましたが、ここジャワ中央部にくるまで、サバンナというのには全く縁がなかったです。ここはケッペルの気候区分における、島嶼性サバナ(サバンナ)と呼ばれるところ。

サバンナの特徴は、はっきりとした雨季と乾季があること。。。。ということは知識上では知ってたけど、まさかここまで雨が降らないとは!まさか、まさか、の驚きです。いまは乾季ですが、雨一滴降りません。熱帯雨林だったら、ここらへんでスコールが降るんだよね、、とかいう時間になってもまったく降らない。この1か月ぐらい、まったく降ってないです。ちょっと、ありえんでしょう。

そういうことで、家の前の田んぼに目をやると、、、雑草が生い茂っている、、

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農家の主な仕事は、草むしりです。むしるべし!むしるべし!とくに勤勉なこの辺の農家がおろそかにするわけがない、なにかきっと理由があるのだと、、、思ってみると、、

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まさか、、の水なし、、、

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これは如何ともしがたい、、、
でもって、ほかの田んぼをみると、水があったりするのでうちの前の田んぼぐらいなもの。とはいえ、この乾季では川の水量も全然足りてないので、うちの前の田んぼ同様に水がないたんぼも少なくないでしょう。

水がある田んぼでは、三期作も穂がでてきて、案山子が置かれ始めています。
四期作はもう、収穫真っ最中。そうか、乾季の前に収穫が終われば楽勝だもんね、、、年中お米がとれるとはいえ、乾季を雨季を上手につかいわけないといけないってことか。

それにしても、三期作の稲穂がでるのが早すぎる。
まだ田植えから2か月ぐらいだよ?ということで考えてみると、、そういえば、苗代の苗がでかかった。



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日本だと田植え機でやる関係上、苗の一本が小さいけれど、こちらは手仕事でやるので苗が大きかった。そうか、苗代ですでにある程度大きく育てているから、田植え以降の収穫まで時期が短いということか。納得。

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こちらは苗代の苗を田植え用に収穫しているところ。苗といっても手からあふれ出てる。日本の田植えだと本当に手のひらサイズでこんなに大きくないしね。



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UNESCO Heritage in Java 1 ジャワの世界遺産は4つ。そのうち3つは私が住む中部ジャワにあって、比較的楽にいけます。

UNESCO world heritage in Java

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海外旅行の目的地として、超人気なのがユネスコの世界遺産。
ちゃんと「ユネスコの」ってつけないと世界遺産なんていっぱいあるから、どれがどれだかわからなくなってしまう。今やユネスコに認定してもらえるかどうかが、地元観光業界にとっても大変な関心事で、認定があるかないかだけで、観光収入が全然違うそうです。

、、でも、観光業界の都合でユネスコが認定しているわけじゃなくて、ユネスコは憲章第一条に

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。

(c) 次のようにして知識を維持し、増進し、且つ、普及すること。
 世界の遺産である図書、芸術作品並びに歴史及び科学の記念物の保存及び保護を確保し、且つ、関係諸国民に対して必要な国際条約を勧告すること。
 教育、科学及び文化の分野で活動している人々の国際的交換並びに出版物、芸術的及び科学的に意義のある者その他の参考資料の交換を含む知的活動のすべての部門における諸国民の間の協力を奨励すること。
 いずれの国で作成された印刷物及び刊行物でもすべての国の人民が利用できるようにする国際協力の方法を発案すること。


とあるとおり、非常に教育的なもので、べつに観光業界のためにあるものではありません。
とはいえ、そういうところが認定した世界遺産ならぜひとも行ってみたいもの。

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インドネシア全体で8か所が世界遺産に認定されています。そのうち、4か所がジャワ島。さらに中部ジャワに3か所。つまり中部ジャワの3つの世界遺産が示すのは、我が中部ジャワが非常に歴史的文化的にインドネシア全体でも特異なところで、魅力がいっぱいあるということですね。

1) ボロブドゥール寺院複合遺跡(仏教遺跡)
2) プランバナン寺院複合遺跡(ヒンズー教遺跡)
3) サンガリアン初期人類遺跡(ジャワ原人遺跡)

そして、この3か所を訪れてみました。家から近いというのは、うれしいところ。

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