「はけ」というのは、「崖」の東京方言です。ですから、知らない人も多いと思うし、いや、東京の人だって知らない人は多いと思います。もしかしたら、「武蔵野方言」「多摩方言」なのかもしれません。国分寺崖線や府中崖線など古多摩川の河岸段丘です。
この「はけ」の名を広めたのが、大岡昇平の「武蔵野夫人」という恋愛小説。恋愛小説というか不倫につぐ不倫で最後はヒロインの自殺というドロドロした(私は苦手)もの。何回もドラマや映画になって、映画では田中絹代さんが、テレビでは扇千景さんや司葉子さんがヒロインを務めた、戦後日本の大ベストセラー小説です。
この小説の舞台になったのが、ここ小金井の崖線で、もっと具体的に言うと今は「はけの森美術館」があるところあたり。このへんに大岡さんが住んでたらしいです。崖からの清水がきれいなところ。
画家だったひとの家の敷地が、いまの美術館になりました。
とっても水がきれいで、湧き水がでている、、、
あ、オタマジャクシが、、、いっぱい。
東京にもこういう所があるんですね。ちなみに、美術館の喫茶店は、美術館以上に人気があるらしいです。
ちなみに「武蔵野夫人」は大岡昇平で、「武蔵野」は国木田独歩です。不倫小説は、、いまひとつですが、国木田独歩の「武蔵野」は素晴しいです!ぜひおすすめ!
桜の時期で、すぐ近くが武蔵野公園。とっても、きれいですよね。
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2024年04月12日
ロイ・ジェームスさんのお墓
ロイ・ジェームスさん、、、、多分、若い人にとっては全然しらないと思います。
1970年代から1980年代にかけてテレビやラジオで活躍した、外国人タレントです。
ロイ・ジェームスさんのお墓は多磨墓地外国人墓域のイスラーム教徒墓地にあります。
ロイ・ジェームスさんをよく知っている人でも、よく知らないのは、彼がイスラム教徒(ムスリム)ということです。
もともと、ロシア革命で中央アジアのムスリムが大変な目にあって(共産革命なので宗教ダメ、、みたいなこと)、そのうちトルコ経由で日本に亡命してきた多くの人のひとつがロイ・ジェームスさんの家族というわけです。
ラマダーン月の最後の10日に、若くして亡くなった芸名ロイ・ジェームスこと、本名アブドルハンナーンさんの魂が安らかであることを願いました。ご家族でしょうか、まだ新しい花が添えてありました。多磨墓地外国人墓域の大半が、ムスリム墓地区域となっています。
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1970年代から1980年代にかけてテレビやラジオで活躍した、外国人タレントです。
ロイ・ジェームスさんのお墓は多磨墓地外国人墓域のイスラーム教徒墓地にあります。
ロイ・ジェームスさんをよく知っている人でも、よく知らないのは、彼がイスラム教徒(ムスリム)ということです。
もともと、ロシア革命で中央アジアのムスリムが大変な目にあって(共産革命なので宗教ダメ、、みたいなこと)、そのうちトルコ経由で日本に亡命してきた多くの人のひとつがロイ・ジェームスさんの家族というわけです。
ラマダーン月の最後の10日に、若くして亡くなった芸名ロイ・ジェームスこと、本名アブドルハンナーンさんの魂が安らかであることを願いました。ご家族でしょうか、まだ新しい花が添えてありました。多磨墓地外国人墓域の大半が、ムスリム墓地区域となっています。
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Sakura in Tama Bochi 多磨墓地のしだれ桜
Sakura in Togoji temple 東郷寺の桜
府中の花の名所のひとつに、東郷寺があります。
なんのひねりもないのですが、日露戦争の東郷元帥の別荘が府中崖線のハケ上にあって、そこが没後にお寺になりました。
、、ちなみに崖線上(国分寺崖線)と所得の相関を研究した人が居て、ハケ上には富豪が住んでいるという見事に有意な相関図ができ、地図もすごく、、、そのまんまでした。
まあいいや、私には関係ない。ハケ上に住んでるけど、、、、
聖将山、、、いやいや、やりすぎな名前だと思うけど、、、まあいいや。
ともかく今の人には想像ができないけど、日露戦争というのは、本当に国運をかけた戦いで、情報通の間では「もうだめかもしれない」と思う人も多かったのです。でも、勝ったことで、その後の「不敗神話」の傲慢不遜な軍部ができあがりました。
まあいいや、桜はきれいだし、それはそれでとてもいいことです。
それに東郷寺は、エドガーとアランで有名なメリーベルの、ええっとなんだっけ、、、そっちの方が先にでて、花の名前がでてこん、、、
もう絡ませる髪の毛などないのですが、この花はとっても香りがいいですよね。しかも、こんな鞠咲きなんで初めて見た。
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なんのひねりもないのですが、日露戦争の東郷元帥の別荘が府中崖線のハケ上にあって、そこが没後にお寺になりました。
、、ちなみに崖線上(国分寺崖線)と所得の相関を研究した人が居て、ハケ上には富豪が住んでいるという見事に有意な相関図ができ、地図もすごく、、、そのまんまでした。
まあいいや、私には関係ない。ハケ上に住んでるけど、、、、
聖将山、、、いやいや、やりすぎな名前だと思うけど、、、まあいいや。
ともかく今の人には想像ができないけど、日露戦争というのは、本当に国運をかけた戦いで、情報通の間では「もうだめかもしれない」と思う人も多かったのです。でも、勝ったことで、その後の「不敗神話」の傲慢不遜な軍部ができあがりました。
まあいいや、桜はきれいだし、それはそれでとてもいいことです。
それに東郷寺は、エドガーとアランで有名なメリーベルの、ええっとなんだっけ、、、そっちの方が先にでて、花の名前がでてこん、、、
もう絡ませる髪の毛などないのですが、この花はとっても香りがいいですよね。しかも、こんな鞠咲きなんで初めて見た。
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2024年04月04日
よみうりランドのHANABIYORI
うちからそんなに遠くない、HANABIYORIに行ってきました。
先月、温泉棟ができたのですが、そっちは寄りませんでした。
チューリップ、さくら、、は、まだ早い感じですが、他は満開。
ヒヤシンスとか、ともかく香りの高い花が多くて、そばを通るだけでうっとりです。
昔からよみうりランドのあそこにあったお寺とかはそのまんまあるんですね。よみうりランドに来たのはもう何十年ぶりです。
HANABIYORIの建物の中はスタバがあったり、
水槽があったり、とってもオシャレです。青い蘭もありました。
そして、プロジェクションのショー
ほんとうにどこを見ても花ばかり。季節毎に花が変わっていくとなれば、
ぜひ、いろいろな季節に行かないといけないですね。
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先月、温泉棟ができたのですが、そっちは寄りませんでした。
チューリップ、さくら、、は、まだ早い感じですが、他は満開。
ヒヤシンスとか、ともかく香りの高い花が多くて、そばを通るだけでうっとりです。
昔からよみうりランドのあそこにあったお寺とかはそのまんまあるんですね。よみうりランドに来たのはもう何十年ぶりです。
HANABIYORIの建物の中はスタバがあったり、
水槽があったり、とってもオシャレです。青い蘭もありました。
そして、プロジェクションのショー
ほんとうにどこを見ても花ばかり。季節毎に花が変わっていくとなれば、
ぜひ、いろいろな季節に行かないといけないですね。
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先月は箱根行き、、寒かったけど良かった
箱根に行ってきました。
これまで何回か箱根に行きましたが、ベタすぎて避けていた「彫刻の森美術館」です。
箱根といえばここ!というぐらいの名所ですが、穴場狙い?としてはなんとなく足が向かなかったのですが、さりとて学芸員見習いとしては、とっても気になる。。。
前売り券を買って(しかも大学生で少し安く)入ったのですが、、「学生証をみせて」とは言われなかった、、せっかく手に持ってたのに。まあいいや、、学生でいるのも、たぶん今年が最後です。来年はたぶん学生じゃないはず。
おお、日本庭園風。しかも麒麟じゃないか。でも、プレートは「狛犬」。麒麟の狛犬ですね、、かっこいい。
そして、有名な、、
なんて名前だか忘れたけど、ステンドグラスの塔。上までいって、降りたら、足がボロボロ。日頃鍛えてない、、明日からがんばろう。
いろいろ面白いし、花もあるし、いい感じです。
翌日は、芦ノ湖側。旧東海道の杉並木。この日は寒かった。強烈に寒くてみぞれ?あられ?みたいなのも降ってくるし、前日の彫刻の森の晴れ間が懐かしい。
芦ノ湖御用邸?箱根御用邸?いえ、「恩賜箱根公園、旧箱根離宮跡」です。見晴台となっています。
英国のエドワード皇太子が泊まったって、書いてあった。ああ、この人はエリザベス二世のお父さんのお兄さんですね、その後即位してすぐ世紀の恋で退位した人。日本に来たのは知ってたけど、箱根に来たのは知らなかったです。エドワード皇太子はとっても型破りなひとで、やることなすこと、いまだったらスキャンダルで相当に大変だったんだろうなあ、、退位して正解だったと思う。
そして、離宮じゃなくて箱根関所。隣り合わせで離宮跡から直接入れます。
足軽の集まる建物が、、、
ああ、ご先祖さま。足軽といえば、ご先祖さまです。藩はちがうけど、。ちなみに我が家系に「金持ち」「偉い人」がいたという記録は全くありません。逆に、「貧しい」とか「下っ端」とかいう単語で溢れてます。でも、いいでしょう。この先祖の子孫だし、気負いなく生きてます。
そして、風祭で、かまぼこグルメ。
てんぷらがいっぱい。ちなみに、九州のてんぷらを東京ではさつま揚げというのだということは成人して知りました。
世の中、知らないことがいっぱいです。また、箱根は行ってみたいですね。
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これまで何回か箱根に行きましたが、ベタすぎて避けていた「彫刻の森美術館」です。
箱根といえばここ!というぐらいの名所ですが、穴場狙い?としてはなんとなく足が向かなかったのですが、さりとて学芸員見習いとしては、とっても気になる。。。
前売り券を買って(しかも大学生で少し安く)入ったのですが、、「学生証をみせて」とは言われなかった、、せっかく手に持ってたのに。まあいいや、、学生でいるのも、たぶん今年が最後です。来年はたぶん学生じゃないはず。
おお、日本庭園風。しかも麒麟じゃないか。でも、プレートは「狛犬」。麒麟の狛犬ですね、、かっこいい。
そして、有名な、、
なんて名前だか忘れたけど、ステンドグラスの塔。上までいって、降りたら、足がボロボロ。日頃鍛えてない、、明日からがんばろう。
いろいろ面白いし、花もあるし、いい感じです。
翌日は、芦ノ湖側。旧東海道の杉並木。この日は寒かった。強烈に寒くてみぞれ?あられ?みたいなのも降ってくるし、前日の彫刻の森の晴れ間が懐かしい。
芦ノ湖御用邸?箱根御用邸?いえ、「恩賜箱根公園、旧箱根離宮跡」です。見晴台となっています。
英国のエドワード皇太子が泊まったって、書いてあった。ああ、この人はエリザベス二世のお父さんのお兄さんですね、その後即位してすぐ世紀の恋で退位した人。日本に来たのは知ってたけど、箱根に来たのは知らなかったです。エドワード皇太子はとっても型破りなひとで、やることなすこと、いまだったらスキャンダルで相当に大変だったんだろうなあ、、退位して正解だったと思う。
そして、離宮じゃなくて箱根関所。隣り合わせで離宮跡から直接入れます。
足軽の集まる建物が、、、
ああ、ご先祖さま。足軽といえば、ご先祖さまです。藩はちがうけど、。ちなみに我が家系に「金持ち」「偉い人」がいたという記録は全くありません。逆に、「貧しい」とか「下っ端」とかいう単語で溢れてます。でも、いいでしょう。この先祖の子孫だし、気負いなく生きてます。
そして、風祭で、かまぼこグルメ。
てんぷらがいっぱい。ちなみに、九州のてんぷらを東京ではさつま揚げというのだということは成人して知りました。
世の中、知らないことがいっぱいです。また、箱根は行ってみたいですね。
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