経営学を勉強していたとき、ほんとうに「破壊と創造」に取り付かれてしまいました。
ゼネラルエレクトリックのCEOであったジャック・ウェルチといえば、この界隈のレジェンドで、「伝説の経営者」と呼ばれている。
でもって、私の研究は、「破壊と創造」(う〜ん、安っぽい小泉某元首相も、これをまねしたんだよなあ)、とヒンズー教の主神のひとり、シヴァ神の関連でした。シヴァといえば、「破壊と創造」を体現した神様で、徹底的に破壊してくれます。
破壊=神様
というのは、日本的にはあんまり結びつきが良くないけど、けっきょくギリシャ神話の「フェニックス」が身を焼き尽くして再生するとか、エジプト神話の「オシリス神」の再生とか、この破壊しないと進化しない!という話は世界中あちこちにあります。古代中米の神ケツァルコアトルとテスカトリポカなんかもそう、ケツァルコアトルは世界を3回滅ぼしたそうです。

伊勢神宮の式年遷宮にしろ、「いっかい壊す!」「永遠の成長」ってことだし、戦後日本の経済成長は、戦争で廃墟と化したからこそ為しえたということもできると思います(そのためにどれだけの血が流れたことか、、、残念)、、
で、「破壊と創造」経営学の信者(ちなみに、シヴァの信者じゃないです)としては、アメリカの困りもの某大統領のやることが、とっても気になります。何をどこまで破壊してくれるのか?徹底的に破壊し尽くした後、そして彼自身も破壊され、いなくなった後に創造されるものを見てみたい。
○