The Redang Telegraph

2009年05月11日

砂嵐がやってきた 上

昨夜も砂嵐です。この間と違って夕方頃から気がつきました。

砂嵐は季節や時間を問わず好きなときに吹いてますが、この時期の砂嵐は「急に暑くなったとき砂嵐」で特徴的なことは、急に暑くなったときに海水温度があまりあがらないため、陸から海に向かって吹くことと、夕方から吹くことの2点です。

夕方仕事もおわって、さあジョギングだ!ということで服を着替えて外に出たとたんに横殴りの砂が吹いている!2月度ダイエットも破綻して体重が元に戻ったので砂嵐ぐらいでは止められない。部屋にもどって防塵ゴーグルを持ってくる。

ジョギングコースにしている海岸通りに行く道は、視界が悪く埃が吹き付けるためワイパーをかけるほど、ヘッドライトもあまりとどかない。スピードにのると横風で車が滑るので低速運転。パタパタパタという塵が車に当たる音だけが響きます。

ちなみに「砂漠の砂」と通常呼ばれているモノは、日本で普通にみる海岸の砂なんかとは全く、全く、全く別物で、日本では通常「塵」と呼ばれるものです。砂漠に雨が降ると全然水が染み込まずに広大な湖ができるのですが、それは、ものすごく目が細かい(ほとんど埃)地質だからです。こればっかりは本物を見ないと実感がでないと思います。国名のエジプトを漢字で書くと「埃及」と書きます(ちゃーんと、ワープロでも変換してくれます)が、砂嵐となるとまさしく文字通りチリやホコリが蔓延します。日本の人の砂漠のイメージ?は、砂漠の「砂」の文字に嘘をつかれています。

海岸通りに着く手前で引き返しました。砂嵐の中、そこまでしてジョギングするのは何の為なのか?精神修行の一環なのか?という常識的な疑問も無いわけではありませんが、常識よりも体重減です。
で、引き返した訳は、「あ!防塵マスクを忘れた」です。それと「防塵マスクして汗をかくのは嫌だな」です。昨今のメキシコ風邪や花粉防止でしている使い捨てマスク。あれでジョギングすると息苦しいうえに、汗でビチョビチョになると顔にへばりつく…(経験済み)…です。もっと大掛かりな防塵マスク(ほら、うちは建設業だし、防毒マスクみたいなごっつい備品もあるよ)をかぶってジョギングすると…、おまわりさんに不審者で捕まるでしょう。

ということで残念。ジョギングは断念して引き返しました。
道路はどこからか飛ばされてきたダンボールやレジ袋で一杯ですが、また風で転がされてどこかに飛んでいってます。

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