The Redang Telegraph

2009年06月07日

記事の正確性

ブログを多くの人が手軽に書くようになって、いままで全然知らなかったことも、図書館で調べてもインターネットで検索しても良くわからなかったことも、ブログの発信者からの記事で知ることができてとても素晴らしい時代になったと思います。ブログの発展に歩調をあわせてHPも充実してきたし、これから図書館で調べ物することも減るし(でも、昔の新聞の縮刷版ってインターネットで読めるのかなあ?)、外国にいても調べ物が非常ーーーーに楽になりました。

でも、それにあわせて不正確な内容のものも氾濫!以前に話題にした酸素カプセルの説明ですが、販売元とサービス店の半分以上の生理(「医学」という以前の問題!)知識が中学生レベル以下で驚いたこともあります。(極小の毛細血管に入ると赤血球がそれ以上先に進めなくて、酸素がそこから先の細胞に行き渡らなくなる)なんてことは、最小の毛細血管の断面積と赤血球の大きさと、ヘモグロビンと赤血球の関係と、細胞の壊死という中学の理科で学ぶ3つの点さえ知っていればわかるはずなんだけど思いつきだけで自分で調べないわけです。その間違いを基礎に、延々と自説を述べる肝っ玉の太さもまた驚くべきところです。間違った広告の文章がまた、ほとんどカットアンドペーストで、ほぼ一語一句同じというのも情けないです。

ようするに、最初に誰かが面白おかしく書いたことを、無批判に信じてしまい、書き写して同じ間違いをするという訳です。先日のレッドシーソルトの広告もメーカーの宣伝文を疑いもせずそのまま和訳したようですし、紅海の固有種も、図鑑や写真集を疑わずに(図鑑を疑うのは確かに難ですが)、そのまま引用している間違いです。

インターネット上で検索して、ヒットしたものがいくつも、いくつも、いくつも、同じことを言っていれば、「そんなものか」と疑いもしないのが普通ですが、でも、それが間違った一つの拡大再生産の結果ということも多いのです。ともかく、私はどんなことでも調べずにはいられません。付和雷同気質とは全く無縁というより、付和雷同を嫌悪しているというべきかもしれません(じゃあなかったら、サウジアラビアでスクーバダイングインストラクターなんてやってませんね)。

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