The Redang Telegraph

2009年06月30日

若者撃退??

日本に帰っている間、「若い人にしか聞こえない周波数の嫌悪音で、若者がたむろするのを防ぐ」=「若者撃退」という記事を読みました。

年寄りの気持ちはわからんでもない、しかし、
なーにが、若者撃退だ!!若者はなあ、ゴキブリや蚊じゃないんだよ!
何て名をつけるんだ!ばっかにするのもいいかげんにしろ!と声を大にしたいです。それに、若者にしか聞こえない音??違うだろう、年寄りには聞こえない音だろう…正確には。

若い人って…、年寄りも昔は若い人でさんざんぱら皆に迷惑かけて齢を重ねて年寄りになったことをすーっかり忘れてしまったようです。だいたい、年寄りになったって人に迷惑をかけているのに気がつかないのも多すぎる。

若者撃退??こんな正気の沙汰でないネーミングした人、この名を使っている人、もう「ありえない!!」というレベルです。こんな機械を設置するのにお金をかける前に、やることはないんかい?

少子化問題が真剣に叫ばれて担当大臣だっているご時勢に、若者撃退とはなんのこっちゃ理解できません。少子化対策で生まれてきた赤ちゃんだって20年ぐらい経てば、いい若者になるんだよ、で、もって、こんどは撃退か?
無闇にたむろされたり、大声だされたりして迷惑なことだってわかる。十分わかった上でいいたいけど、誰だって思い起こせば若気のいたりの一つや二つあるもんです。少子化時代の年寄りの責務は、自分の過去を思い出して大きな心を持つことです。頑固で自分勝手な老害って、若者の害と大差ないんです。時代はかわっているんだよ。

ともかく、この「若者撃退」というネーミングだけは絶対反対です。

演劇
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