The Redang Telegraph

2009年09月19日

巡礼のインテリジェント化

たぶん明日からイード・ル・フィトル(断食明けの祭日)に入ります。
この時期、ジェッダ=メッカ道路は巡礼ですごい人です。一緒に住んでいるムハンマド君(仮名)は、一昨日と昨日(木曜日、金曜日)にメッカに巡礼(ウムラ)にでかけました。

帰ってきてから、「ものすごい人だった。駐車スペース?もう果てしなく町外れに車を止めたよ。駐車どころじゃない、自分の体の置き場所もないぐらいの人ごみでびっくり。」だそうです。

ふーん、と思いながらジェッダのタウン誌Destinationをみていると、携帯電話NOKIAの携帯アプリで、巡礼サービスがでてました。

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私の携帯でもGPS機能がついているので、自分がどこにいるのかわかります。ただのGPS機能だと、ふむふむ、私はここにいる。で?どうすりゃいいんだ。どっちに向かって進めばいいんだ?となるわけですが、このアプリケーションにいれると、自分の行きたい場所もバッチリわかるというわけです。

うんにゃ、ちょっと待てよ?そんなのNOKIAのアプリを使うまでもない。この携帯電話でも広域ランドマーク情報、例えば「リヤド銀行まで400m」とか出てきます。だから、このランドマークにフラッグを立てておけば、カーナビと同じだから進行方向がでるってわけだ。

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そうだ、携帯だけでできることは一杯ある。
迷子になったとき、携帯で周囲のなかの目立つ建物や看板の写真をとる。で、グループリーダーに送付。グループリーダーが現地の人に、その写真がどこなのか見分けてもらう…というのもアリです。

集合場所が変わったときにはグループ全員にテキストメッセージを一斉送信すればいいし、お祈りの言葉を忘れた?って人はあらかじめボイスレコードに吹き込んでおきましょう。サウジでカメラ持込駄目ということでも、携帯のカメラは、カメラとみなされません(不思議なルール)ので、記念撮影もとりまくりです。

耳にはイア・デバイスをつけ(つけないとうるさくて聞こえないよ)、携帯インテリジェンスで身を固めた姿こそ2009年にふさわしい巡礼のありようです。

そんなこといっても外国から来るには携帯電話だって違うし…と思う人は、大丈夫。経由地の空港か飛行機の中で免税品を売りにくるCAから携帯を買うべし!
で、SIMカードは「いらんわー!」といいたくなるぐらい売りにきます。ジェッダ空港におりて巡礼カウンターやバスに乗り込む順を待っているうちに売りに来る兄ちゃんから買いましょう。写真はSTCのものですが、私はMobilyを使っています。

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で、プリペイド式SIMなので、リチャージ分も大目に買うべし!

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そして、充電も忘れるべからず。これ忘れたらワヤです。

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