ラマダーン月の最中に、MBC番組「ハワーティル 改善!」がサウジで話題騒然となっていることを書きました。ラマダーン月も終わって、もう記憶も薄れて(最近は記憶が薄れるのが早いんだあ)きたころ、総領事館から次のメッセージが届きました。
(以下引用です)
日本事情紹介テレビ番組について
本年のラマダン期間中MBCテレビで毎日夕方放送され、サウジのみならずシリア、ヨルダン、エジプト、イラク等他のアラブ諸国でも視聴者の間で大反響を巻き起こした日本事情紹介番組「Thought(改善)」について御案内いたします。
本番組では日本人の時間、清掃等の規律の面、社会的なモラルに焦点を当てつつ日本人の社会生活での様々なマナーとサウジ人の習慣と対比させて効果的に紹介されました。
通常ラマダン期間中のこの番組開始時間は、どこの家庭でも夕食を用意する時間でもあり、視聴率が低いのが常であるにも関わらず、毎日夕方この番組開始時間になると、視聴率が急激に高くなったそうです。
この番組の影響からか、アル・マディナ紙が、10月21日ジッダで行われた名古屋グランパスと地元サッカー・チームのアル・イティハドの対戦において、2対6で日本チームが敗れましたが、試合後日本人サポ−タ−が観客席を綺麗に清掃した上で引き上げたことを賞賛する記事を掲載する等、企業、学校、家庭等至るところで日本人のやり方を見倣う光景が見受けられるようになったということです。
尚、当地アル・ハヤト紙では本番組の司会を務めたアハマド・アル・シュゲイリ氏が、バーレーン国王の後援の下で、世界4シャバーブ機構、イスラム・ソサイアティー、世界イスラム芸術協会の共催で開催された式典において、世界イスラム教徒奉仕青年賞(中東地域の最優秀テレビ番組賞)を受賞したと報じました。
(引用おわり)
私はラマダーン月の最中に、リアルタイムでこの番組の紹介がブログでできたのがうれしいです。だって、このブログは「サウジのトレンド」紹介ができればいいな…といつも思っているからです。
それにえらいぞ!名古屋グランパス・サポーター!
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2009年11月12日
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