The Redang Telegraph

2010年01月02日

ヘイトクライムの根絶!

世間暦で新年を迎え、俺様暦では5ヶ月過ぎようとしています。
1月2日は、俺様暦でいう「憲法前文記念日」です。
この日は、「日本国憲法前文を声に出して読む日」と決められています。

今年は、特に第2段!
ネット上には、特定のいくつかの国に対して、目を覆うばかりのおろかさをさらけ出す人たちがいますが、憲法前文をぜひ暗記してほしいですね。そんなに難しくないです。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
(中略)
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

無辜の市民を、国籍、人種、肌の色や目の色、宗教、門地、性別、肉体的・精神的障害、(さらには学歴や収入、未婚既婚、子どものあるなし、太っている、背が高い低い…)、まだまだあるこんなもののために普通の市民を圧迫したり偏見を持ったりするのは立派なヘイトクライムで憲法に違反している犯罪です。ヘイトクライムに言論の自由は適用されません。殺人予告が「表現の自由」でなく脅迫であれば、ヘイトクライムに対しても言論の自由でなく脅迫罪を適用するような判例や法律をしっかりつくるべきです。

私は外国で生活していますが、ただ外国人というだけで差別されたら、それはとっても辛いし、腹立たしいことです。日本のような貿易立国では理解ある国際観なしで国がなりたっていきません。在留外国人に対するヘイトクライムは自分の首をしめるようなものです。

憲法前文に太字でハイライトしましたが、人を人としてみることの意味がわからなくて、国籍や人種でみる馬鹿にはうんざりです。こういう人は同様な「人を学歴や収入で見る」社会にも平然とできるのでしょうか?

前文では繰り返し国家の名誉にかけてこれを誓っていますが、ヘイトクライムを根絶することは、行動する個人の名誉がかかっています。

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