どうして、石原都知事のような人が再選を重ねるのか非常な謎です。東京オリンピック誘致に湯水のごとく都税を使って結局落選、そして逆切れIOC批判…最後は、バンクーバーで頑張った選手への非常識発言。
毎日jpから(引用青字)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100220ddlk13010289000c.html
−−バンクーバー五輪で、力を出し切れない選手もいるが、それは日本国内の教育の問題も加味されてくるのではないかと。
◆日本勢が不振なのは誰が見ても確かだと思いますね。選手が思ったより高く飛べない、走れないというのは、重いものを背負ってないからだと思うんだよ。国家というものを背負ってないからだと思いますね。
教育の問題が出ましたが、修身の復活なんて陳腐に思えるかもしれないけど、考えてみた。やはり刷り込みなんだね。責任であるとか、義務、友情、奉仕は幼児のころから基本的なルールを、九九と同じように刷り込みをしないと大人になって理屈で説いてもダメですよね。
−−高橋大輔選手が日本フィギュア男子初のメダルを取った。
◆いいじゃないか。金メダルじゃないんだろ。別に否定しませんよ。しかしそれはそんなに快挙かね。まあ結構でしょう。
ああ、むかむかする。五輪誘致に失敗して人のカネをドブに捨てた人柄が素直にじみ出る発言ですね。国家を背負って?この人の大好きな(表現としては近親憎悪的ですが)北朝鮮と同じ発想ですね、日本から民主主義を放逐!そして修身でメダルをとるそうです。メダルを多く取った国って修身の力なのか?東京五輪が通らなかったのは、開催地に問題があるのでなくて、ひょっとして石原の個人的な資質の無さがクローズアップされたのかもしれないよ。
五輪誘致に失敗して浪費を追及されても、説明義務放棄。請け負った業者に説明させようとしてどうする。卑怯ここに極まる。
NIKKEI NETから(引用青字)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091219AT1G1802Z18122009.html
知事は、活動費の使途などに疑問があった場合、電通の関係者が都議会の参考人招致に応じ、説明すべきだ、との見解を示し「ビジネスとして引き受けたのだから、君らがじかに言いなさい」と伝えたという。電通は今後の対応について「まだ何も決まっていない」とコメントした。
電通は裁判を起こすぐらいしてもいいと思う。別に電通は好きじゃないけど、ビジネスで見積もりだして、それでOKしたのだったら、何ぼとっても発注側の責任でしょう。それこそビジネスなんだから。議会での説明義務まではビジネス(契約範囲)に含まれてないと思う。
五輪だけじゃなくて、新銀行東京の件、排外思想、パンダの件、市場の豊洲移転の件、漫画・アニメ文化の件、その他もろもろ(個人的には外形標準課税の敗訴も)、もう頭がどうかしているという限度をはるかに突破しているのだけど、それでもこの人を支持しているコアな人達もいる。
ブログ上でこの人を強く支持している人たち。それはそれで驚きだった…というか、再選を繰り返しているから当然少なからずいるはず。よくわからん(全くわからん)。ここまでくると論理的でなく信仰的なものだと思う。
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2010年03月09日
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