The Redang Telegraph

2010年03月22日

ネットカフェ難民

「ネットカフェ:本人確認義務付け 都条例案きょう採決、「難民」排除に懸念も /東京」
記事はもちろん市川明代記者です。数少なくなった良い記事をかく方で、この方がいるかぎり毎日新聞・東京地方版は安心して読めます。

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100318ddlk13040221000c.html

(引用はじめ)審議されているのは「インターネット端末利用者営業の規制に関する条例」。ネットカフェの匿名性や密室性が犯罪の温床になっているとして、警視庁が都議会に提出した。個室を持つネットカフェが対象で、違反すれば営業停止などの処分がある。可決されれば7月1日から施行される。(中略)ただ、派遣労働などを転々とし保険に加入していない失業者や、夫の暴力から着の身着のまま逃げ出した女性らが入店できなくなる恐れも指摘される。生活困窮者を支援するNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の稲葉剛理事長は「どうしても施行するのであれば、公設派遣村の通年化などの受け皿が必要」と話している(引用おわり)

警察の言い分もわからないわけではない。実際に放火事件が起こったり、ネットカフェから犯罪性のある情報が発信されたりしている。でも、もやいの理事長が言っているように、ネットカフェしか行けない人はどうしたらいいのだろう。ふらふら家を飛び出した人は、どこで頭を冷やして、次のことを考えればいいのだろう。大げさにシェルター入所の手続きまではとりたくない人も多いし、一晩頭を冷やせばそれで十分な人もいるわけです。

何でも犯罪予防って「錦の御旗」を立てれば、誰もがへいこら頭をさげる…という思い上がりが蔓延しているように思います。FBIの指導かもしれないけど。うーん。警察の言いたいこともわかるけど、何でも管理すればいいわけじゃない。今のように、ちょっとした心を落ち着かせる場所が少なくなっているような時代には特に、もうちょっと、考える必要があるはずです。

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