最近よく「B層」って聞くけど、何のことだかわかりませんでした。
こういうとき、ネット検索は便利。サウジにいても、日本ひきこもり程度には調べればわかるというわけです。引用はWikipediaによりました。
(引用はじめ)概要 [編集]
2005年、小泉内閣の進める郵政民営化政策に関する宣伝企画の立案を内閣府から受注した広告会社「スリード」[1]が、小泉政権の主な支持基盤として想定した概念である。その後、ポピュリズムに動員される国民層を揶揄する意味合いで使われるようになった。
スリード社の企画書では国民を「構造改革に肯定的か否か」を横軸、「IQ軸(EQ、ITQを含む独自の概念とされる)」を縦軸として分類し、「IQ」が比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層を「B層」とした。主に主婦や教育レベルの低い若年層、高齢者層を指すものとされる。
上記の企画書がネット等を通じて公に流布されたため、資料中に使用された「IQ」の語や露骨なマーケティング戦略が物議を醸すところとなり、国会でも取り上げられた(後述)。(引用おわり)
へえー、やっぱり政府は意思決定を国民に知らせるのに広告代理店をつかって、浸透させているのか。そうだろうね、広報やニュースなんかだけじゃないとは思ってたけど、やっぱり広告代理店をつうじて「大本営発表」やってるんだ。納得。
B層って面白い。即座にどんなこと言っている層か3つぐらい言えます。で、Wikipediaに書いてないことで、もうひとつ言わせてもらえれば、B層の人って「自分がB層」だと認めないはず。さらに「あいつはB層だ…」なんてレッテル付けしている人は、間違いなくB層のど真ん中にいます。だって、メディアで言われていること鵜呑みでしょ。
B層って、今の世の中の主流なんだろうね。当時は小泉政権は相当支持されていたもん(今は手のひらを返すところが、ますますB層っぽさを醸し出してなんとも香ばしい)。
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2010年05月20日
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