The Redang Telegraph

2010年08月05日

赤字公営ギャンブルの存在意義

この間、ふと「公営ギャンブルって最近赤字だったよなあ」と思い出しました。公営ギャンブル・赤字で検索するとしたの記事がでてきました。

四国新聞の「公営ギャンブル冬の時代」という記事です。

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/301/index.htm
(引用初め)「不況に強い」「自治体のドル箱」。公営ギャンブルがそう評されたのは昔の話。今や完全に冬の時代に突入した。県内では二〇〇四年度、高松競輪と観音寺競輪、丸亀競艇の一般会計への繰り入れがいずれもゼロ。最大の存在意義とされる自治体財政への貢献を果たせないばかりか、観音寺競輪と丸亀競艇は単年度赤字に転落した。景気低迷が背景にあるのは間違いないが、パチンコなど別のギャンブルやレジャーとの競合、ファンの高齢化などと将来的な見通しはかなり厳しい。全国的に存廃論議が散見される中、県内の現状や廃止事例などを検証し、公営ギャンブルの今後の展望を探った。(引用おわり)

まあ、ようするに日本各地にある競馬、競輪、競艇、オートレースなんかはもう先細りで、多くが赤字体質だということです。

公営ギャンブルって何?
それは「地方自治体が収入増目的で、庶民からお金を巻き上げて潤う」システムなのですが、公営ギャンブルが赤字ってことは、税金の投入があるということじゃない?もともとあんまり褒められたものじゃないギャンブルがなんとか存在していたのは、「儲けがある」の1点賭けだったのに、儲けがでなかったら、まずいよね。

赤字補填のための予算が下りない、、、なんて嘆きもあるようですが、儲けがあるから存在が許されてきた!、赤字補填なんて本末転倒です。でも、このままだと調教師さんが可哀相とか、いう意見もあったりして、おいおいおい、ビジネスだけの世界でそんな情緒的なことがありなんかい?どうせ、かわいそうなら、競馬ですっかりすっからかんになって多重債務者になったような人のことを指したほうがまだいいような気がする。

情緒もへったくれもない、たんなる儲けを生み出す装置として存在していたのだから、赤字の公営ギャンブルに存在意義はない。


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