アレルギー症状は最近の話題です。
私はこれまで、「たな田」「里山」にアレルギーがありましたが、最近「持続可能な」と「モノづくり」にもアレルギーがでるようです。困った。
「持続可能な…」には、へきえきです。最近の報告にはこの文字を入れるのがトレンドで、よく考えると全然「持続可能」じゃないのに、平気でこの文字を入れるのが多い。<原発!聞いてるか!おまえのことだ、どこが持続可能な…だ!>。以下は偏見です!だいたい、「持続可能な…」という文字がでてくるのは大した報告じゃないのが多いですね。
安易に使う前に、ほんとーーーーーに、持続可能かもっと脳みそ絞って考えて欲しい。吟味すると、あんまり持続可能でもないよ。
「モノづくり」。もういいかげんに止めよう。「モノづくり」にこだわっている限り未来はないです。ええ?逆じゃないの?日本経済はこれまでモノづくりにこだわって成長したし、日本の中小企業の「強み!」は、作りこみのモノづくりじゃないか。日本からモノづくりをとったら何が残る?
うーーーーーーーーーーんにゃ!だから、衰退が止められないんだ!
モノづくり!は、もう終わり!「手と経験で気転の現場合わせの作りこみ」という時代は、とおーーーーーーくに過ぎて、知力・研究勝負の「戦略性」と「顧客至上主義」が必要!つまり、いいもの作っているというのは、売り手の自己満足にすぎない。いいもの作ってもお客が欲しいものじゃなかったらどうしようもない。良い物がお客にとっても欲しいものというのは、大間違い!お客は良い物が欲しいんじゃない!「好きなもの」が欲しいんだよ。誰が、何を好きなのか知ってる?全然関心無いっていわないでよ。モノづくり信仰(もはや完全にカルト宗教だよこれは)というか呪縛というか、これから一度解放されないと、新たな創造はないです。
アラブがどこを参考にしているって?シンガポールだよ、知力・研究力を育てるのに高等教育、アフターグラディエイトに力を注いでいます。モノづくりには向かっていません。モノ?それは、その時々のできるところに作らせるだけです。日本は「世界の下請け」になるつもりなんだろうね。
なんか、新たにアレルギーがでそうなものもありそうな気がする。
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2010年08月28日
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