経済学の本にも「日本の絶頂期であった1980年代は…」と書かれるように、すでに日本は下り坂になって既に15年。ようやく、一般にも、もう落ち目が広く認識されるようになりました。バブルも崩壊後、なかなか急激には下落せずにその後数年はバブル崩壊といわれつつもそこそこ景気は良かったような気もします。それにしても、15年気づかないのは、なんとのんびりしたものか。
もっとも、まだ気づかない人は論外で、このような人への統計上のデータ採集は無用です。永遠に気がつかない可能性だってあります。
経済ばかりじゃないです。
大事なのは技術より根性…「はやぶさ」教授熱弁 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_space__20100905_2/story/20100905_yol_oyt1t00181/
バカバカしい記事のタイトルですし、きっと教授はこんなタイトルみたいなことを言った意図はなかったと思います。でも、若い記者はこういうタイトルをつけたがる、という傾向があるという証左ですね。1960年代と違うのは、こういうことを言う人が本当に実行するのは稀だということでしょうか。
古式ゆかしい「恥の文化」というのも流行りです。現代的には恥の文化は「KY」と呼ばれます。
優れた評はこちらから。
「KY」という恥の文化 進歩のない日本社会http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802231378/1.php
「異議表明」できる社会にこそ活力は生まれる
「KY」非難する社会を捨て、閉塞状況を打開しよう
http://www.news.janjan.jp/column/0905/0905143377/1.php
今のところ、80年代からマイナス方向で15年経った60年代ですが、あとしばらくすると尊皇攘夷まで突っ走るのでしょう。現在のトレンドは鎖国願望ですからね。
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2010年09月05日
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