The Redang Telegraph

2010年09月21日

つばめが帰ってきた

今朝、町に出かける途中、目の前を3匹のつばめが横切りました。

あ!つばめが帰ってきた!

春浅いうちに紅海を越えて北上するツバメの群れをボートの上から何度も見て、あんな小さな体にみなぎる強さに感動したものです。トルコやルーマニアに行くのか、さらにドイツやモスクワにいくのか、旅の安全を願わずにいられませんでした。それが9月の後半、また姿を見せました。

これからイエメンからソマリアに戻るのか、紅海を横切って南ナイル川のほとりに戻るのか、さらなる旅の安全を祈らずにはいられません。

そういえば、先週はビーチからダイビングの最中に頭上をよこぎったミサゴを見ました。あまり見かけることのない猛禽類の渡りです。そもそも、ジェッダにミサゴが住んでいる(というか渡ってる)ということも知りませんでしたので、ビックリでした。サカナの回遊、鳥の渡り、それはミサゴを頂点とする生態系の移動といってもいいかもしれません。

ミサゴ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%B4

鳥の渡りは壮大で、おどろくべき生き物の神秘です。
少し前に惑星イトカワから帰ってきた探査機ハヤブサが、ネット上で大きな反響を呼びました。それはそれですごいとは思うのですが、実際に一度も見たことの無い機械を擬人化して感動するのをいかにも仮想空間らしいとらえかただと思いました。

家をでて、まぶしい青空を見上げて、そこに行きかう鳥達を、きちんと驚きの目で再発見することは、同時に、自分が生きて、環境の一員であることを実感することです。

話題になった映画「ワタリドリ」<それは「必ず戻ってくる」という約束の物語>
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3163

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