The Redang Telegraph

2010年11月25日

タリーク ヤ ハッジ! 心を制するには

今回、メッカ巡礼で、すごーく考えさせられたこと。
それは、

「お金があれば、楽できる」

ということ。平等を旨とする、巡礼とは真っ向から対立する!と、思いましたが、よくよく考えるとそうでもないかとも思いました。これが、私の宿題です。

今回、たまたま、平均の2倍から3倍のお金がかかるツアーに参加して、よくわかりました。つまり、楽ということです。トイレ?清潔な水洗トイレがいつでも部屋にあります。シャワー?清潔なシャワーがいつでも部屋にあります。コーヒーなどは24時間、インスタントでないコーヒーも各階に2台、途切れなく用意。チョコレートも山と積んでます。これも途切れません。各階に廊下係りのボーイがいて、こういったものが減ったら追加したり、汚れたら掃除できるように待機しているのです。
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スナックでこんな感じなので、レストランでのメインの食事や、他のサービスも推して知るべしです。私の泊ったホテルは外から見ると、こんな感じです。
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窓の下は、こんな人の流れです。
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随分と楽させてもらいました。それに、お金で解決できるものはすべてお金で解決したので、バスの運賃が高いとか、不平不満もありません。相手が言うままの値段を出しました。相手も恐縮してサービスは良いです。一生に一度の「聖地」巡礼で、やれ高い安い、値切り値切られ、悪いサービスで、巡礼が終わった後、「一生に一度のメッカ巡礼は大変だった、精神的にもつらかった。やれ、水がでない、トイレが、食べ物が…」なんて不平不満をもつなんて真っ平ゴメンです。一生に一度なら、楽しんで、満足して、楽して、ストレス無く帰りたいのです。私のような凡人が、特に「聖地」で不満を持たないようにするには、不満の種になりそうなものから身を遠ざけるに限ります。

巡礼を制すもの。それは、戦略とお金です。
私は別にお金持ちじゃありませんが、妙な貧乏趣味があるわけではありません。それに秘境趣味もバックパッカー趣味もないです。そういった趣味の方には、また別の楽しみがあると思います。それに修行趣味も荒行で何とか…といった秘教趣味も神秘趣味もないです。

私は、聖地や巡礼で、後々残るような不平不満だけは持つまいと念じてました。お金で解決できるなら、安いものです。

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