The Redang Telegraph

2011年01月31日

サウジの洪水 家具とゴミを捨てる

26日洪水のあと、はじめてジェッダ市内に入りました。
私は戦場カメラマンでもないし、わざわざ迂回路で混乱して、まだ水の残っている場所に興味本位で入っていく趣味はないです。だいたい、渋滞しているところは、不要不急な人はいかないのが礼儀です。
昨日のうちに、町はすっかりもとどおり、、、と、聞いたので市内にはいりました。

が、
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幹線道路は、ほぼ完全に以前のとおりですが、一歩裏通りに入ると、けっこう厳しい状況です。
洗濯、掃除。洗濯している人、掃除をしている人、家の泥をかきだしている人、使い物にならなくなったものをゴミ箱に捨てる人、、、、。昼間の住宅街なのに、人が多いです。
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通りの大型ゴミ箱は、どれも泥水に濡れて使い物にならなくなった家庭ごみで一杯。このあたりは、どうみても道路レベルから2mは浸水しています。床上だと1mぐらいです。
この車は屋根の上まで泥が積もっていました。全浸水だと思います。
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家具も泣く泣く手放すしかないです。いっせいに洗濯ものを干しているのをみると、それほど裕福そうな地域ではありません。捨ててある家具が、せつないです。出稼ぎして、本国送金する間でこつこつ買った家具だとおもいます。
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マンホールは蓋があいてしまい、
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くるまは、乾かすしかないです。
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道路のあちらこちらで、ドアやボンネットをあけて、浸水したシートやエンジンを乾かしています。まだ、放置したままの車も、レッカー移動している車も多いです。幹線道路では、放置している車はもうないのですが、裏道は放置された車でぎっしりです。
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郊外の住宅地。水の中に家がたっているように見えます。道路は水没したままのようです。
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