その中のジェッダの洪水関連、フォトギャラリーは下のURLです。下の写真もアラブニュースからです。
http://www.arabnews.com/saudiarabia/article243502.ece
先日の動画にもあった、降雨最中のシッティーンブリッジです。高架の上の部分が水没最中です。高架の下は完全水没です。

多くの人が腰や胸まで水に使って脱出したといってます、きっとこんな感じだったのでしょう。カメラマンも命がけです。


でも水面下で見えないのが道路の陥没や口の開いたマンホールです。こうやって歩いていても、どこでどう、道路が陥没しているかわかりません。

腰まで水につかって、陥没に落ち込んだり、マンホールに引きずり込まれたりすると助かりません。
水中を歩いて脱出するなら、水底が見えるか、静水でヒザ下までが限界だと思います。特に着衣水泳の経験がなければ、ヒザ下水位でも危ないですし、流れがあれば脛まででもけっこう危ないです。流れが強ければ、くるぶし水位でも、流されることもあります。
浸水中での徒歩での脱出は、極力あきらめてください。
陥没、といって、ここまでひどければ完全な「破壊」です。道路が崩落しています。ここも、道路水面下に隠れていれば、歩いていて、突然落ち込むかもしれません。

総領事館から連絡があった、ガソリンステーションで漏電から放置された車両25台が全焼とあったのは、この写真のことですね。浸水時の漏電はおそろしいです。これは水位とは関係ないです。

水がひけば、折り重なった車があらわれました。これに近い風景は昨日ジェッダ市内で見かけました。

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