つまり、動かないから不動産というものを、流動化させようという事業で、すでに名前から無理がある。
こんどの授業のケースは、ある不動産流動化事業を行っている会社の財務分析をする、、という、私的にはとんでもない課題なのだ。なんといっても「株にアレルギー」がある。さらに、不動産業界といういわれのない「土地不動産アレルギー」があるのだ。でもって、それをファンド化して「投資アレルギー」を、、、あああ、もうだめ。
「株、不動産、投資」、偏見で申し訳ない。悪いけど、この3つには「xxxの枢軸」と名づけても良いくらいの、縁の遠さを感じている。ちっとも近寄りたくない。最近、良くわかったけど、私はお金儲けが心底嫌いなんだ。お金は好きだけど。
そんな私がよりによって、ある不動産流動化事業を行っている会社の株価を分析して、財務を分析して、不動産の投資というその会社の業務を「全く分からんSPSSコンピューターソフト」で分析、コンサルタントするわけだ(演習だけど)。
あああ、無理。無理。無理。
どれひとつとっても、アレルギーなのに、束になってかかってくるとは。
恐ろしいにもほどがある。
ひとことで終わらせよう。新興の「不動産流動化事業」業者に将来は無い。さっさと廃業したほうが、まだましかもしれない!(関係者の方がいたら、ごめんなさい)
実際、多くの会社が更正法やら、上場廃止やら、廃業やらしている。私の100倍、財務のプロで、投資のプロで、コンサルタントのプロなのに、倒産しているのだから、私が何を言っても無駄だ。その業界はビジネスとして「根本的に間違っている」のだ。バブリーな感覚をいまだに引きずって、気がつくか、気がつかないか。気がついても止められないのか。
倒産した会社のHPって、案外まだ残ってたりするので見たけど。すごいなあ。よその会社のやり方は非常にまずいが、わが社は全然平気、こーだったり、あーだったりしてすごいんだよ。投資するならわが社だよ。って、書いてある。、、、これが潰れた会社のHPだから、、兵どもの夢の跡。
○
2011年02月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック