The Redang Telegraph

2011年03月01日

自分ちで、炭焼きだ!

ムハンマドさん(仮名)の畑にいって、写真をとりまくったあと、こっちに来いといわれて、ついていきました。
「ほら、あそこの木、こないだチェンソーで切ったんだ」

彼の畑の周囲にぐるりと、防砂林があるので木には不自由しないはず。
枝もおとして綺麗にしている。良く見ると年輪の真ん中が濃いです。紫檀みたいになればいいのに、堅い木なんだろうね、重そう。

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「ほら、これ、なんだかわかる」
「穴?ううん、ぜんぜん」

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これを作るんだよ。

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炭だ!そっか、この穴は炭焼きの穴なんだ!
周りじゅうに、炭の破片が落ちている。

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こうやって、切った木を乾かすんだ、、

なるほど、年輪の真ん中の色からみて、相当に硬そうな木です。炭にはちょうどいいかも。そういえば、破片もウバメガシのようにカンカラ音がするぐらい堅かった。乾かすには、砂漠の吹きさらしの場所は最適です。世界中、これ以上乾燥に適した場所も、そうは無いはずです。

IMG_5640.JPG

ムハンマドさんがおもむろに聞きました、「日本でも、炭焼きは同じ方法?穴の中で燃やして、そして砂をかけるんだよ」。乾燥といい、砂といい、砂漠にぴったり。炭焼きが生活の一部ならではの質問だけど、、、、

ごめん、日本で炭焼きなんて見たことなかった。

私の同僚で、目の前に座っている彼は、兼業農家で、なおかつ「炭焼き」だったのです。知らなかった、、、。それだけじゃなくて、まだまだ、いろいろ、あるけど。。。


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