TV局のニュースの更新が早すぎて、うかうかしてる間に全文削除されている。
これも削除されていました。が、探して別のソースから入手しました。
NHKニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054779191.htm
(全文引用)
福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県郡山市の原正夫市長は原子炉の廃炉を前提に
一刻も早い事故の沈静化を図るよう、国に要請しました。
これは郡山市の原市長が19日、会見で明らかにしたものです。
原市長は福島第一原子力発電所の事故についてアメリカからの技術的な支援の申し入れを国が
断っていたという一部報道について原市長は、「国と東京電力は、郡山市民、福島県民の命を
第一として、原子炉の廃炉を前提に対応すると考えていた。アメリカからの支援を断ったこと
が事実なら言語同断だ」と述べました。
その上で、原市長は、「今は事故を完全に封じ込めることが大事だ。原子力について日本が経験
している範囲内で判断するべきではなく、アメリカの協力をもらいながら、対処するべきだ」と
述べて、原子炉の廃炉を前提に一刻も早く事故の沈静化を図るよう、原発を担当する海江田経済
産業大臣に電話で要請したということです。 (引用おわり)
つまり、原市長は、状況からみて福島第一は廃炉決定だとすっかり思い込んでいた。が、米国から(廃炉を前提とした)技術援助しようと言ったのを政府が断った、、、という報道を見て仰天!え!あの爆発した奴でも修理して使う気なのかもしれん!それで、すぐに海江田大臣に電話して、「あれは廃炉で決定だ!米からの廃炉の手助けを断るとは言語道断!」と言ったということです。
それに対して、海江田大臣は、、、、
これも、あっと言う間に記事が削除されていたので、別のソースで同じ記事を探しました。また削除されるかもしれないので全文コピーしました。
http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=j&id=4678661
(全文引用はじめ)
郡山市長「廃炉前提」を要請
海江田経済産業大臣は、福島県郡山市の原正夫市長から、事故を起こした福島第一原発の廃炉を前提とした対応をとってほしいと要請があったことを明らかにしました。
これは海江田大臣が記者会見で明らかにしたもので、郡山市の原市長から電話で、国や東京電力に対し、福島第一原発の廃炉を前提とした対応をとるよう要請があったということです。これに対し海江田大臣は、今は被害を最小限にとどめることが最も重要だとして、「要請は聞きました」と述べるにとどまりました。
「おっしゃることはわかるが、なにぶんにも今、原子力の進行している状況であり、これを何とかして押しとどめたいという思いが大変強くあるから、今の段階でどの発電所を取りやめにしてもらいたいということは言えない段階なので、そういう内容の要請があったということはお聞きします、聞きましたということを申し上げた。何で今、この時期にそのことをおっしゃるのかと言うのはあまりよくわからないが、その声は聞いた」(海江田万里経済産業大臣)
その上で、「いずれ判断する時期はくるのか」との問いに「それはいずれでしょう。今は目の前で進行してるのを押し止めるということ」と述べました。(19日22:09)(引用おわり)
上の青字の部分の、ふにゃふにゃ発言を文字に起こすと、原市長の要請がわからないのじゃなくて、あんたの発言が、なにを言いたいのかわからん、、と、思う人がほとんどだと思います。
「何で今、この時期にそのことをおっしゃるのかと言うのはあまりよくわからない」、、って、本当にわからんのか?猿でもわかるぞ。あの爆発原発を修理してまた使う、、にされちゃかなわん、という気持ちを今きちんと表明しないで、いったい何時言うんだろう!今がまさしく、言うときなのに。
その後、フォローのニュース
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_edano_yukio__20110320_10/story/20110320_yol_oyt1t00518/
枝野長官の発言です。
(全文引用)福島第一原発は廃炉…枝野長官が見通し (読売新聞)
枝野官房長官は20日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故に関し、「客観的な状況として再び稼働させることが可能な状況であるのかないのか、はっきりしている」と述べ、事故が収束しても再稼働させることは難しく、廃炉にせざるを得ないとの考えを示した。
同原発では原子炉などの冷却のため海水注入作業や放水を続けており、原子炉内に不純物や塩分が混入し、廃炉にせざるを得ないとの指摘が出ている。
福島県郡山市の原正夫市長も、「廃炉を前提に米国の支援を受け入れ、(事故などの)沈静化を図るべきだ」と海江田経済産業相に要請していた。(引用おわり)
この原発の問題の政府側最前線にいた枝野長官ならではのわかりやすい発言。でも、本当は取り立てていうほどの内容じゃなくて、小学生でもわかることを言った、、、というだけです。普通はこの考え以外の考えがあるとは思いつかないです。でも、普通の発言がでて、「わかりやすい」と思うことが既に末期症状なんでしょう。
これで、民主党が終わり?私には全然わからないし、あんまり関心もないです。、、だって、自民党でも、こんなもんだろうし、もしかしたら、もっと対応がひどくて今頃、手のつけようもないぐらいひどい状況だった可能性もある。だって、原発推進一直線で、トラブル続きの福島原発を、ああだの、こうだの、言い訳しながら運転させてたのは自民党でしょ?
自民党も「国民の非難を浴びるのは覚悟の上。でも国民への奉仕者を志したからには、罵倒も覚悟の上、喜んで泥をかぶる震災担当大臣になりましょう」ぐらい言えばいいのに、、、そうとうに株を上げたはずなんだけど、政治的に判断できないからなあ。
どっちころんでも、このレベル。原発よりもっとひどい状況なのが今の政治家ということです。
この汚染は、日本中、どこに避難しても逃げられない。
●
2011年03月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック