The Redang Telegraph

2011年06月27日

インドネシアで、フィリピンで、でも

サウジで起こったことのため、インドネシアではサウジでの就労渡航を禁止する動きになっています。インドネシアで中東からの出稼ぎ送金は国の財政にも係わるほど大きなことですが、絶縁状態になって長いタイとサウジの関係に続くのでしょうか?

えらいなあと思うのは、自分達の「幸せに生きる」権利のために憤慨し、立ち上がって、政府を動かす人たちのパワーと感覚です。サウジへの出稼ぎが無くなれば国家財政的な打撃はあるでしょうし、生活レベルもどうなるかわかりませんが、それよりももっと大切なことがあるという気概です。

昔、フィリピンで、パンガシナンとマニラを往復しながら、ピナツボ火山の火山灰が水に流されて黒銀色に輝く月面みたいな果てしない野原をみました。クラーク米軍基地が放棄され、反米軍基地感情から安定的な収入が見込めてもスービック米軍基地の返還を求める人の多さ!今は天災でお金がとても必要でも、でも、もっと大切なことがある、米軍は要らないと声を上げる気概!そしてスービックから米軍は撤退しました。

日本では、仮定でもなんでもなく、実際に生活を脅かしている原発を「なくすと電気が来なくなる」といっていまだに擁護する人たちの多さ。憤慨し、「幸せに生きる」権利を主張して立ち上がらないのを、冷静とか平穏とか大人のとか言い換えて、実はなんの気概のないのを糊塗している。むしろ、気概があると白い目で見られる社会、草食系の跋扈するバックグランド。

どうして、こんなになったのだろう。
どこで、差がついたのだろう。



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