![ibn_battutah[1].jpg](https://inlinedive.up.seesaa.net/image/ibn_battutah5B15D-thumbnail2.jpg)
宿営地から奥に入るといきなり路面が良い!全くでこぼこのない、磨き上げたような道路、、
しかも、色が違っている?そう、ここは涸れ川の川底なのです。重い黒い溶岩系の砂粒が底にたまって色がかわているのです。奥の岩山に溶岩が露出していますが、あれが砂になったものですね。
世界一有名な「大地溝帯」は、ヨルダン川、死海、アカバ湾、紅海とヒジャーズ山脈から、キリマンジャロまで、もんのすごい地殻変動でできています。サウジでもこの辺は今でも微弱な群発地震発生地です。
「大地溝帯」Wikiからhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E6%BA%9D%E5%B8%AF
(引用はじめ)このマントル上昇流が全体として、大地溝帯周囲の地殻を押し上げ、さらに地殻に当ったマントル上昇流が東西に流れることで、アフリカ大陸東部を東西に分離する力につながっていると考えられている。このため、
大地溝帯では、中央部に巨大な谷、周囲に高い山や火山
を見ることができる。(引用おわり)
つまり、中央部に巨大な谷(つまり紅海)、周囲に高い山(ヒジャーズ山脈)です。このあたりはヒジャーズ山脈の一部になっていて、どこかにある火山の溶岩もこうやって見えるというわけです。でも、火山はどこだろう?
とはいえ、涸れ川は地溝帯とは関係ないです。ただの、涸れ川です。
ここは、車が走っているところは、まったく川底そのものです。水があるときはさぞ見ものでしょう。
涸れ川の中州だ。
ぐんぐんと、新車の四駆、トヨタ・ハイラックス 4WD ピックアップタイプは走る。この車は震災直前に購入されたそうですが、震災の後、日本車が一気に値上げして日本車は品薄のうえ高い!日本車離れに繋がらなければいいですけど、、
ムハンマドさん(仮名)が、「ほら、あそこ見て!」
車を降りて近づきます、わからん。何が?
「ほら、ほら、あそこ、、」
(絶句!)
わ!わ!わ!
でかい!でかすぎる!地殻変動で取り残されたロストワールド?
つづく
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