イケアのケーススタディ「イングヴァル・カムブラッドとイケア」の最後にこう書いてあった、
「責任を負うことー特権
責任を負うことは、教育、経済、または地位とは無関係である。イケア・ファミリーでは人間を中心に据え、互いに支え合いたい、、、ミスを犯すことは、積極的な人の特権である」
そして、最後は「輝かしい未来!」で結ばれています。
本当にそうだと思う。ミスをすることは若いうちにだけ許された特権という人もいるけど、ミスを犯すのは積極的な人の特権だというのが、心に染みます。
たしか、アメリカのセオドア・ルーズヴェルト大統領もおんなじことを言ってたような気がする、たしか、ミスをしないのは何もしない人、だとかみたいなこと。
今の日本はみんなミスを恐れるし、ちょっとしたミスをまるで鬼の首をとったように触れ回るひともいる。イケアの大躍進をみると、ミスにこだわって、ミスを責めすぎ、ミスを何かとんでもないことのように扱う、そしてミスを赦さない、今の日本の風潮をおかしいとおもう。だから、つまんない空気をよんでふるまうようなことになる。
輝かしい未来は、ミスの積み重ねの上にあると信じたい。
よく考えると、他とくらべてどんだけのものか?というようなミスをあげつらうことで、毎年毎年、うんざりするほど首相がかわるのは、もう、輝かしい未来をあきらめているのだろう。
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2011年08月28日
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