The Redang Telegraph

2011年10月22日

埋まったら、掘ればいい

昨日、久しぶりに砂漠の写真をとりたくて、裏の砂漠に行ってきました。
温度が低くなったことに比例して、湿気が増えてきたので日中の体感暑さは真夏と同じ。それで、日中は避けて4時頃からスタート
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杖をついて砂漠を歩く私の、影。
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陽が傾いてきて、
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日没に突入
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昨日は車を砂漠の入り口においてきたので、タイヤを埋める心配は無い。
車を止めたところから幹線道路の明かりも見えるので、帰りは道路めがけて一直線に帰ればいいし、その途中に柔らかい砂地はないはず。

、、、、甘かった。
何度もタイヤを埋めた私は、かなり柔らかい砂恐怖症になっているので、ちょっとでも砂の色があやしかったり、妙な角度で影ができたりすると迂回してしまう、、、結果、ほんの5分ぐらいの距離なのに、完全に道を見失って砂丘の根元で、、、いったいどうやって行けばいいのかどころか、いったいどうやってここまで来たのかもわからず、右往左往している間に漆黒の闇になった砂漠の真ん中で立ち往生。何度も危機はあったけど、まだ、タイヤを埋めてないのが救い。

幹線道路は見えるけど、その間に柔らかい砂があるのは周囲の雰囲気から間違いないし、結局車を乗り捨てて、一路幹線道路まで徒歩で移動。道路の明かりが近いように思えたけど、実際には30分ぐらいかかった。

会社のムハンマド君(仮名)に事情を電話で説明して、幹線道路まで迎えに来てもらった。
以下、仮名での会話

のびた「わーーん、ドラえもん、真っ暗な砂漠の中で道がわからないよーー」
ドラえもん「のびた君、いつもどおりだね、またタイヤ埋めたの」
の「いや、タイヤだけは生きている、けど、ともかく幹線道路まで歩いていくから迎えにきてよー」
ド「しかたないなあ、じゃあ、今行くよ」

(しばらくたって、道路際で)

のびた「ドラえもん、ありがとう、たすかるよ、4WDを借りてきたんだね、ありがとう」
ドラえもん「のびた君、助手席に座って」
の「座ってどうするの」
ド「今から車を救い出すにきまっているだろう」
の「真っ暗で、いったいどこに車をおいてきたわかんないよ」
ド「どっちの方向」
の「あっち」

(のびた君はスクーバダイバーで、さんご礁の中を迷わずに帰ってこれる勘だけはあった)

ド「車あったね、真っ暗な砂漠でよくコンパスも、目印もなく、一直線にこれたね」
の(神様ありがとう、勘だけでは無理だったはずです)
ド「さあ、のびた君は向こうに乗って」
の「ん?どうするの」
ド「先導するから帰るんだよ」
の「わあ、無理無理、方角がわかるだけなら、幹線道路が見えているんだから自力だっていける(本当は、行けないけど)、砂だよ、この周りぜんぶ柔らかい砂だよ、この車のタイヤ空気抜いてないし、、、」
ド「うるさい、さっさとついてこい」
の「わーん(泣きながら、ドラえもんについていく)」
ド「タイヤが埋まったら、掘ればいいだけだろう」



この一言で、救われた。




途中、絶対越えられない砂丘も、目を閉じてつっこんで、砂を撒き散らしながら越えることもできた。幹線道路に戻ったときは、奇跡を見た気分だった。まず、漆黒の闇の中で乗り捨てた車を迷わず探すことができたこと、そこから無事に運転して戻れたこと。頼れる人がいたからこそ、できたことだと思う(プラス神様の助けだね)。

今でも、どうしてあそこから戻れたかわからない。



次に砂漠に来るときは、幹線道路脇に車をとめて、そこから全部徒歩にかぎる。
次は負けない。

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