The Redang Telegraph

2011年10月23日

オオカミがいるもん

今朝、先日の砂漠でのトラブルから引き出してくれたムハンマドさん(仮名)と一緒に朝ごはん食べて、あのときは、、ああだらこうだら、話していて、それで何時に砂漠に入ったの?ときかれた。
以下、仮名での会話


のびた「4時過ぎに入って、6時には車に乗ってもどろうとして、えーっとそれから道に迷って1時間ぐらい、ぐるぐる右往左往していたよね」
ドラえもん「道端で会ったのが7時半ぐらいだったからそれぐらいかもね」
のび「今度は最初から車を道端においてから砂漠に行くよ」
ドラ「それがいいかも、でも、日があるうちに砂漠からでるようにしてね」
のび「どうして」



ドラえもん「だって、オオカミがいるもん」



子供の頃、「野生の王国」とかそういった番組が好きだったです。
日本だと裏山に行く、、の、感覚で、裏の砂漠に行く、、というわけですが、、、オオカミがいる?確かにターイフにはヒヒがいて、それをヒョウが襲っていることは知ってたけど、近所にオオカミがいるとは全然知らなかった。野生の王国ですね。。。

アラビアオオカミのWikipedia英語版はこちら。
http://en.wikipedia.org/wiki/Arabian_Wolf

以前、カタルで友達と一緒に「だちょう園」という名の私設動物園でアラビアオオカミを見たことがあります。イヌとは、ぜーーーんぜん違って、一目みてオオカミだってわかる。
なんていうんだろう、あの細い吊り目。あのタテガミ。あの、細い長い口吻!あの口元がオオカミの証明!

ムハンマドさん(仮名)は地元の兼業農家なので、オオカミについての話は豊富です。野菜泥棒対策と水撒きをかねて小作人をひとり雇っているのですが、その彼がオオカミとばったり出くわして5分ぐらいにらめっこした話。

のびた「でも、砂漠にオオカミの餌になるような動物なんてすんでないよ」
ドラえもん「もちろん、住んでない。村にきて子羊とか子ヤギを襲って、背負って帰るんだよ」
のび「背負って?」
ドラ「もちろん、口で子羊を首をくわえて、首をぶるんを振って上手いぐあいに背中に乗せて、首を横というか半分後ろに向けたまま、猛烈な速さで砂漠に引き返すんだ」
のび「その場ではたべないんだね」
ドラ「あたりまえだよ、のびた君。それに砂漠の巣には子供達が待っているじゃないか」

まえに、サバクオオトカゲもみたし、こんどはオオカミが見たい。
すくなくとも、遠吠えは聞こえるらしい。

いや、黙ってたけど、その日は、へんなもんも見つけたんだよね。
カラの散弾薬莢、サバクにおちてた。

20111020 qasr 021.jpg

のび「散弾の薬莢をみつけたけど」
ドラ「ああ、あれはオオカミとは違う、あれは渡り鳥を撃つんだよ」
のび「ふーむ、砂漠って野生の王国だね、すぐ裏なのに知らない世界だよ」
ドラ「そうなん?」

ともあれ、裏の砂漠は涸れ川になっていて、手前と奥が川岸で、真ん中が川底(だったところ)。ただし、水のないシーズンでも、地下水脈はあるのでこうやってアカシアや植物が育って、その植物を食べる小動物、それをたべる肉食の動物、、過酷な生態系はあるのですね。

20111020 qasr 035.jpg

ナショナルジオグラフィックからの引用です。

(引用はじめ)
豊かな生態系を形成する乾燥した大地
一見、乾燥した荒地に見える砂漠だが、厳しい生息環境に順応している多数の動植物によって豊かな生態系が形成されている。
http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/habitats/desert-profile.html

(中略)こうした動物たちは砂漠という特別な環境に順応しているため、外来種の侵入や生息環境の変化に対して非常に脆弱である。
(引用おわり)

おおお!遠吠えを聞きにいきたいなあ、、、
町で、羊の肉を買って、砂漠に置いておくと、どうなるんだろう。
あらたな、チャレンジの始まりのような気がします。


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