The Redang Telegraph

2011年11月28日

大本営は「原爆」と発表しなかった

軍部は「国民の心理に強い衝撃を与える」と反対した。

ヒロシマ新聞の記事からです。
http://www.hiroshima-shinbun.com/newsflash/nf1945080602.html

(引用はじめ)宮内庁に連絡が入ったのは同日午後七時ごろ。宿直当番だった侍従武官の尾形健一大佐によると、海軍省から、呉鎮守府からの情報として電話連絡があった。

「午前八時、広島市にB29二、三機が来襲、特殊爆弾攻撃を受け、市街大半が倒壊した。軍関係者の死傷や倒壊が相次ぎ、重症者が続出。第二総軍への連絡によると、大爆発に引き続き、大火災が起こって午後二時現在なお延焼中」と報告。さらに「このような状況から相当強烈な新爆弾を使用したことは間違いない」としている。

軍などが断片的な情報をもとに検討を重ねた結果、原子爆弾ではないかという見方が強まり、政府内部に動揺が広がった。

(中略)国民に対する発表方法について、大本営の内部で意見が分かれた。情報局は「対外的には非人道的武器の徹底的宣伝を開始し、対内的には原爆であることを発表して国民に新たな覚悟を要請した方がいい」という考えだったが、軍部は「国民の心理に強い衝撃を与える」と反対した。

外務省は情報局の方針に賛成したが、内務省は軍部の意見に賛成した。その結果、公式調査による事実確認までは「原子爆弾」という言葉を公式には使わないことを決めるにとどまった。(引用おわり)


おそらく、「事実を伝えないほうが国民にとって良い」という根本的な認識が、日本の一番の弱点でしょう。国民が馬鹿で弱い生き物であると決め付けています。


それに、

「公式結果による」
「事実確認までは」
「という言葉を」
「公式には」
「使わないことを」
「決める」

あれから60年以上もたっても。
反省もないから、人々の進化はとまっている。


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