The Redang Telegraph

2012年05月27日

国産羊毛

(社)畜産技術協会
http://jlta.lin.gr.jp/sheepandgoat/sheep/leaf/h11_21.html

(引用はじめ)「国産羊毛は、残念ながら一部の手紡ぎ家や染織家の利用を除いてほとんど使われていないのが現状です。また、糸やフェルト、布団綿などに加工する場合にも、刈り取られた羊毛からは、スカーティングにより、15%程度の裾物(汚れや夾雑物が多く、利用しにくい部分)が出ます。
これらの利用されない羊毛は、焼却すれば窒素酸化物による環境問題に発展する可能性もあり、ただ捨ててしまうのももったいないことです。そこで、処分に困った廃用羊毛を園芸用などに利用してみてはいかがでしょうか。国産羊毛の新たな活用法が見つけられるかも知れません。」(引用おわり)

ほんとうに、もったいない話です。ここでは、ウールを園芸に用いる方法をいくつか紹介しています。とっても、興味のある話なのでなんとか多くの人が知ってもらえればいいと思います。

ふと、思い出した話、、

私の義実家は中国山地のはずれにあって、天然記念物のオオサンショウウオがそこらへんの川にいるところです。義母から聞いたはなしですが、戦時中、東京上野動物園では動物を飼うことができなくなり壊滅的な状態になりました(例えば飢え死にさせられた可愛そうなゾウの話とか、、)、戦後に復興するとき、義実家にオオサンショウウオを捕まえて送って欲しいという依頼が上野動物園から来たそうです。それで、義祖父は川でオオサンショウウオを捕まえて上野動物園に送ったところ、動物園から返礼として羊毛種の羊のつがいをいただいたそうです。お金なんて意味の無くて、モノが無かった時代なので非常に重宝して義母姉妹は義祖母が紡いだ新品のウールのセーターを着ることができ、つがいの子供達は近所に配られ非常にありがたがられたそうです。

羊毛を刈り取り、紡いで、セーターを編む!
ほんの、祖母の時代には、自分でそういうことをやれたわけです。おそらく、今の若い人たちには到底信じられないようなことかもしれません。でも、当時の人たちの間では珍しい話ではないと思います。

畜産技術協会のサイトをみて、この話を思い出しました。
今の時代は、人が自分で限界を勝手につくってしまって、目の前に羊毛種の羊がいても、寒さで凍えてしまうようなことになっているような気がします。

可能性を自分で閉じてしまうのはもったいないことです。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック