日経新聞の記事、「孫はかわいい」が社会のためになる」はこちら。
http://www.nikkei.com/money/column/moneyblog.aspx?g=DGXNMSFK2501A_25052012000000
(引用はじめ)「独立して仕事や家庭を持つ子供たちの声を聞くのはたまには良いが、見たいのは孫の顔。確かに、このように思う高齢の日本人は少なくないであろう。ところが、一人ひとりの家族単位では「孫のため」と思う意識が高くても、そのまごころが社会全体の構造に反映されていないことが日本の悲劇である。
現在の社会福祉制度で手厚く優遇されるのは高齢者であって、幼児や子供でないことは公知の事柄。2012(平成24)年度一般会計歳出暫定予算では社会福祉関係費は26.39兆円、全予算の29.2%を占めるが、文教費は4.11兆円、同4.6%である。国の借金の利払い費(9.8兆円)の半分以下という低い予算である。」(引用おわり)
最後は贈与税の話でおわります。この記事を書いた渋沢さんは株式投信の方らしいので、カブといえばダイコンの従兄弟ということしかしらない私には方向性がちょっと違うのですが、方向性は違えど、上に引用した部分には共感です。
原発の廃棄物など問題が孫のみか子孫までずっと続くことが確定です。にもかかわらず、原発再開に向けて、何故奮闘する必要があるのでしょうか?この美しい土地を孫のためにきれいなままで取っておくという社会性はないのでしょうか?自分の孫はかわいい、でも、自分のほうが100倍かわいい訳です。
孫がかわいければ、孫のために問題を残さず、自分たちの代でなんとかしたいと思わないかな。問題をこれ以上増やしたくないし、今ある問題だって、なんとか処理して死にたい。負の遺産を残して、どうする。
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2012年06月01日
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