
着付けスタッフの一人は、着付けの間、垂髪を持つ人、、らしいです。なんて贅沢な。

雨が降ったりやんだり。それでも、奥に位置した会場は明るい、、と、思ったのですが、それでもやっぱり、ほとんど光源は自然のものなので、光量は不足しています。

補正をして明るめにしているのですが、露出時間が長めなので写真がぶれているのが多かったです。でも、昔は明々として電灯なんて無かったので、昔の雰囲気も味わえてよかった。

それにしても、3人がかりだし、大変手際がいいので、10分ほどでほとんど着付けがおわります。知らなかったのですが、それぞれの衣に帯はしません。1枚着たら、締めていた紐を解いて、、、という繰り返しです。

外では檜扇で顔を隠していたということで、、、サウジで女性が顔を隠したりするのは半分は貴族趣味なんですね。しかし、色合いがどれをとっても上品で、高級和菓子のようです(例えとして適切かどうか、、)。
今度は、十二単の脱ぎ方のデモンストレーションです。これは全く考えたことがなかった、、そういえば着たら脱ぎます、、あたりまえですけど。ところが、あ!っという間。5秒ほどで全部ぬげてしまった!紐でしばってないので、全部が一気に脱げる!かなり、びっくりして写真を写している暇などありませんでした。
脱ぎ終わった十二単は、、そのまま人の形をしているので「ふとん」代わりに着たり、翌日、脱いだまんま、よっこらしょ、、と、着たりしていたそうです。スクーバダイビングでスクーバを背負う要領ですね。人がいなくなった十二単は空蝉ですね。もぬけの殻です。
貴重なものを見学させていただきました。ありがとうございます。
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