The Redang Telegraph

2012年11月06日

ワディ 涸れ川

ワジ、涸れ川、ワディ、、いろんな名前で呼ばれることの多い、ワディ。
涸れ川という日本語の訳とそこからの連想で日本では、「干上がった川。雨のあるときだけ川になるアラビアの砂漠をとおる川」という説明がほぼ9割です。

ワディは、もともと「谷」という意味です。水の有る無しとは無関係です。ですから、エジプトではナイル川を「ワディ・ニール」ともいいいます。もちろん、ナイル川は水を湛えてます。では、ワディを谷と訳されたことがないかというと、そうでもないです。エジプトのルクソールにある有名な「王家の谷」は、「ワディ・ムルーク」。ここでは英語経由ですが、ちゃーんとワディを谷と訳しています。

それも、これも、日本人のアラビアの砂漠に対する理解が貧困なせいですが、しかたないです。ほとんどの人は、アラビアの涸れ川になんか見たことないし、そもそも興味ないし。

サウジのワディは、ほとんどが涸れてますので、そういう意味では涸れ川でもおかしくはないです。でも、水があってもワディですから!

2週間前の雨のあと、近くのワディでは川底を走っていた車が数台鉄砲水にながされて10人が亡くなりました。川底は乾くと、硬くて平らなのでほとんどが生活道路として使われています。砂漠周辺にすむサウジ人であれば、雨が降りそうだとワディから避難するのですが、都市のサウジ人は砂漠のことなんか知らないですから、こういった事故に遭いやすいです。

昨日撮影した、うちからいちばん近いワディの写真。事故のあったワディとは全然別物です。上の写真が奥のほうで(川上側)、下の写真が手前(川下側)です。さすがに2週間たったので、涸れそうになってます。

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もっと写真をとりたかったのですが、ワディにかかっている橋の上からなので、バイクを長いこと止めておけません。止めて、瞬間に撮る、、ということです。トラックがとおるとコンクリートの橋がゆれてちょっと恐いです。橋から抜け出したところで一服。ハンドルの左にはナビ代わりのスマホ。右の一番端はアクセル用の靴べらみたいなアクセル回し(?)。この靴べらみたいなのは、ツーリングに非常な威力を発揮します。もう、この靴べらなしには走れません(笑)。

20121104 bike 006.jpg

さらに、今日はバージョンアップ。こないだの砂漠のガス欠から懸案となっていた予備のタンク。バイクに横抱きしたジェリカンです。中国製です。このジェリカンを溶接しただけでなく、重さに耐えられるように、このブラケットを車体にとめる場所のヒンジやバーなんかも、全体的に強化しました。

20121104 bike 019.jpg

20リットル用のジェリカンですが、中には数リットルしか入れる予定はないです。もっとも、こんなのに頼らず、ガソリンステーションでこまめに注油したいです。

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