The Redang Telegraph

2012年11月12日

サウジの野生動物 3

カモシカ、、と聞いて「カモシカのような脚」と反射的に思う人は、オジサンです。気をつけてください。
しかし、現代ではカモシカのような脚といえば、もちろんこういう脚です。

ニホンカモシカ.jpg

Wikiによると「カモシカ(氈鹿、羚羊)とは、広義には、ウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ亜科の、ヤギ族以外、すなわち、サイガ族・シャモア族・ジャコウウシ族の3族の総称。8属10種が属す。
(中略)羚羊をカモシカではなくレイヨウと読めば、アンテロープ、つまり、ウシ科の大部分を含む(しかしカモシカは含まない)不明確なグループのことになる。
狭義には、シャモア族カモシカ属(シーロー属)の動物、すなわち、シーロー亜属のスマトラカモシカ(シーロー)、カモシカ亜属のニホンカモシカ、タイワンカモシカの3種を指す。これらはアジアの山岳部を生息域とする。野生のニホンカモシカまた、日本ではしばしば、カモシカと言えば、国内に棲息する唯一のカモシカ類であるニホンカモシカを指す。山形県・栃木県・山梨県・長野県・富山県・三重県の県の獣にも指定されている」ということです。

つまり簡単に言うと、<カモシカ=ずんぐりした山のヤギ>

狭義だとニホンカモシカをはじめ、どれもそっくりな3種類しかいません。広義でも、<牛みたいなヤギ>としかいいようがない、ずんぐりしたのばかりです。

では、「カモシカのような脚」といわれるのは?本来「レイヨウのような脚」といわれるべきだったものです。

Wikiによると「レイヨウ(羚羊)またはアンテロープ (Antelope) は、ウシ科の大部分の種を含むグループ。分類学的にはおおよそ、ウシ科からウシ族とヤギ亜科を除いた残りに相当し、ウシ科の約130種のうち約90種が含まれる。
「レイヨウ」は分類群ではない。レイヨウと呼ばれる生物は、ウシ科の多くの亜科(ヤギ亜科以外の全て)に分かれて存在する。多くはレイヨウ同士より、それぞれがウシかヤギにより近い関係にある。多くの異なる種があり、大きさも、小型のものから非常に大型化する種まで、さまざまである。
なお、レイヨウの亜科のひとつにアンテロープ亜科(ブラックバック亜科)があるが、このアンテロープはAntelopeではなく、模式のブラックバック属 Antilope のことである。アンテロープ亜科はアンテロープの中の1亜科であり、オリックス、インパラなど代表的なレイヨウの多くが別亜科である。」ということです。

つまり簡単に言うと、<レイヨウ=ちょっと見栄えのよい牛>

さて、サウジアラビアには、「カモシカ」はいません。いるのは「レイヨウ」です。が、それもほとんど野生では絶滅してしまい、再野生化のため輸入・繁殖された固体(つまり日本のトキと同じですね)です。カタール航空のシンボルにもなっているオリックスだって、野生では一度全アラビア半島で完全に絶滅していしまい、ロンドンの動物園で飼われていたものを再繁殖用に輸入したことから始まっています。なんでそんなの知っているかというと、私が大昔に最初にアラビアに来たときに「再繁殖用つがい」が空輸されて大々的に報道されたからです。カタールやUAEにいるのも、みんな再野生化の成果です。

まあ、トキと同じですが、オリックスは狩猟で絶滅させたわけだから自慢の種にはならないです。むしろ、オリックスを見るたびに自分達の思慮のいたらなさを自覚してもらえればいいのですが、、
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