The Redang Telegraph

2012年12月15日

ジェッダの空に舞え!2

2 奇跡の機体

残念ながら我らが「らくだ号」ではありません。2位になったFlying Carpet機です。
機体は参加機のなかでも最も小さく、ぱっと人目を引くようなところは全くありません。

ずんぐりして、翼も小さく、飛行機らしいところは全くなく、テイクオフ=墜落というパターンを誰もがイメージしたと思います。実際、Redbullのカメラマンもこの機をほとんど撮影せず、まさかこの機が2位になるとはだれもが想像もしなかったと思います。そして、まさしく私もまったく注目していませんでした。

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でも、まさかの飛距離。おそらく後で正確なところが伝えられると思いますが、非常なきれいな飛行をみせてくれました。この飛行に似ているのは、ただひとつ、こちらです。

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あらゆる「飛行機」の概念にとらわれてしまったのは、私も含めてです。

それは「飛ぶには翼が必要」という先入観です。

しかし、ある一定の距離を助走することで速度を得、ある高さから放たれた物体がどのような放物線を描くかという命題に対して、鳥人間コンテスト的には「空力的滑空」を想定しているし、それ以外は思いつかないのですが、このチームは初速から終速までの放物線をどのように人間の重心移動で乗ることができるかという1点に賭け、みごと目的を達したと思います。ある意味、翼は空気抵抗を与えるだけで大きな役割は与えられていません。

「滑空よりも物理的放物線」というアイデアの逆転に脱帽です。
ほぼ、同じ原理なのがこちら。メーヴェは動力をもっていますが、人間の重心移動に頼るシステムなど、ほぼ同じだといってもいいでしょう。

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