The Redang Telegraph

2012年12月24日

ワディ(涸れ川)考1

この間から、何かと親身になってしまうワディです。
日本語では「涸れ川」と翻訳されていますが、どちらかというと「谷」が正解でしょう、、という記事を書きました。

今回はもっと調べて、これ!

「雨裂谷(ガリ)」

雨裂とはーコトバンク(世界大百科事典 第2版の解説)
http://kotobank.jp/word/%E9%9B%A8%E8%A3%82

(引用はじめ)「地表流の浸食により形成された小谷。斜面に降った雨は流下する途中でわずかな凹地に集中し,無数の流れの筋をつくる。この筋は細溝(さいこう)(リルrill)と呼ばれ,雨のたびに水が集中して深く削られ,急な谷壁を持つV字型の小谷が形成される。さらに谷頭浸食も加わって,谷の長さも大きくなる。このようにして形成された小谷を雨裂といい,ガリgullyとも呼ぶ。雨裂は降雨時に急激に形成され,その中を濁流が流下するが,降雨後はたちまち減水し,流水がみられなくなることが多い。」(引用おわり)

この雨裂谷がワディの正体、、というか本名です。涸れ川というのが俗称ですね。

次はWikiによるガリの説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA_(%E5%9C%B0%E5%BD%A2)

(引用はじめ)「ガリは、軟質な堆積物の表面に形成されやすく、削られた壁面は溝に流れ込む水(落水)の浸食によって側方に広がり、溝の底面は流水により洗掘が進み、地形が発達する。風化の著しい岩盤や砕屑物粒子が固結していない地盤、火山砕屑物からなる地盤に見られる侵食が代表的である。
地図表記では、涸れ沢や沢状の崖、断続的な小崩壊跡を包括して表記されている。涸れ沢や土石流跡などとの明瞭な境界はなく、ガリー状地形として読み取り、必要に応じて適切な凡例が付記される。
(中略)
火山の裾野や乾燥地帯に多く見られ、密度の高い枝状を形成することも多く、地域によって水系の発達に特徴がみられる。また、植生のない斜面や盛土した造成地には、ガリ侵食が発達しやすく土壌流出が問題にされている。急峻な斜面において、直線状に細溝が複数形成され易く、複数の溝が集約して急峻な地形が形成され侵食が発達していく。緩やかな斜面では、複数の細溝はややうねりながら集約し、斜面勾配が小さいと水の流れが迷走するため、蛇行しながら発達する。軟質な地盤における流水は、下刻作用と側刻作用によってV字型の侵食谷を形成しやすい。」(引用おわり)

涸れ沢ともいうんだ、、ふーん。ガリって、もう、まるっきりワディそのものです。だったら、ガリって言えばいいのに。

乾燥地帯だし、植生のない岩山だし、

IMG_7540.jpg

火山の火口についてはこちら、ターイフの近くに噴火口があるんだよ。メッカ大地震とかも知られてるし、、
「Wa'bah Volcanic Crater, near Taif」
The latest recorded volcanic activity in Saudi Arabia was said to be happened in 1256 AD.(最近の噴火は西暦1256年に記録されている、、日本だと鎌倉時代)
http://www.splendidarabia.com/location/makkah/wa'bah_crater/

風化の激しい岩盤、、これだな。

IMG_7597.JPG

そっか、これが細溝(リル)ってやつか、、

IMG_7609.jpg

IMG_7611.jpg

そうしてできたワディ=>>>雨裂谷=ガレ=ガレ川?=涸れ川ってなったのか、、も。写真は雑誌にあった、ジャバル・スダーの谷。ワディであり、ガレです。

IMG_8060.JPG

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