ム「なあに!あの道をとおったのか」
私「近場だし、何故だか今まで行ったことなかったし」
ム「なんでかわかるか?」
私「?」
ム「私が行くなと言ったからだ」
つまり、あの山道は非常に急な傾斜や曲がりがあるので、あぶない、、じゃなくて、不良=バズーラの溜まり場と化して、その不良があの山道でレースをしているので、そんなところにバイクが行くなどとんでもない!
、、ということでした。そういえば、そんなことを聞いた気がする。
私「でも、誰もいなかったよ。道路はスカスカ」
ム「それは今、学校で期末テストをやっているからだ」
そうか、、そういうことだったのですね。以降は学校の期末テストの日程を聞いてから行くことにします。
、、そうそう、羊飼い。この話をする前に、サウジ人の服装のおさらい。うしろすがただけど、頭からかぶるワンピースです。最近はズトーンとしたシルエットはあまりなく、立体仕立てで腰周りをスリムに詰めてあったり(スリムな人限定だけど)して、知らない人がイメージするような単純なものではないです。

よく、あんな格好して仕事ができるなあ、動きにくいだろう、、というひとは、戦後しばらくまで日本人だって男性は着流しが一般的だったのです。前で合わせるか、上からかぶるかという違いぐらいしかありません。普通、みんなが思い浮かべるもっともポピュラーな男性着物です。しかも、「袖の大きさ」という非実用というか、メンドクサイものまでついてます。

http://www.rakuten.co.jp/mibunosato/767583/818948/
動きにくい格好?もちろん。偉い人はバタバタ動き回ってはいけないのです。ジェントルマン=穏やかな人、というのは洋の東西を問わず、一昔前までは常識。でも仕事によってはタフに動かなければいけない。たとえば、おまわりさん。


着物の裾をはしょってます。上にからげて股引まる見えですが、アクティブな活動ですからしかたないでしょう。
こちらは、トラベラー。土の道をつったか歩くわけですから、とうぜん動きの良さが求められます。股引の半ズボンバージョンですね。幕末から明治にかけて、洋服を着ていると「あいつは筒袖(和服の作業着)を着ている」と言われたぐらいです。

http://www.kondo-sanko.jp/popup/index.php?ID=65969
さて、これから羊飼いの話です。とくに動きと服装です。
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