登場人物は3人、それぞれ、灰色君、茶君、ロバ君です。仕事はどうも、
● ロバ君がロバに乗って羊を追う超本格派羊飼い。
● 灰色君は、ピックアップトラックに家財道具を積んで、夜営設営係りとして羊飼いのサポート。
● そして、茶君は、羊運搬トラックの運転手。
テントの上に水タンクまで乗っているピックアップ。生活の命綱ですね。
さて、卓状台地の細溝(リル)にトラックが?そう、高速道路でも羊を積んだトラックを見かけると思いますが、まずは、こういうところにトラックを乗り入れるのです。

最初のステージは灰色君が主役、まず裾をからげて(前の記事を参照)、腕まくりして、鉢巻き(?)を締めなおす!これからが、一番大変な羊の荷揚げです。


羊の目は良いのですが、奥行きがよくわからないという弱点もあります。だから、リルを極端に怖がるし、じっさい足を踏み外す羊もいます。灰色君が羊が落ちないようにガード。
そして、トラックに群れを無事誘導。
しかし、羊は一匹としてトラックの上に乗ろうとしない、、
灰色君が一匹づつ捕まえて、まずはトラックの上段に引きずりあげ。わあ、、力技だし、これじゃあ、日が暮れる。
ロバ君は?なんと羊と一体化して、地面に座り込んでます。

トラックの運転手と思われる茶君はあまり協力的ではないですが、積み込みが遅くなったら困るのは自分なので、裾上げして追い込み手伝いです。
時間がものすごくかかりそうなので、私はいったん離脱して先をいそぎます。そして目的地について、おりかえしてみると、、、まだ積み込みやっている。お!なんとロバ君主導!さすが超本格派、身振り手振りがすごい!
もはやサポートにまわった灰色君。一息ついたのか?からげていた裾をおろしてます。腰まわりシワシワ。
羊は下段に乗り込み中です。
もう、本当に日が暮れてきたので、私は帰路を急ぎます。がんばれ羊飼い!
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