The Redang Telegraph

2013年05月30日

今年初めての猛烈な大砂嵐

サウジの夏の季語にもなっている、「砂嵐」。あ、エジプト出身の力士、大砂嵐関、昇進おめでとうございます!

今日はエジプト出身の力士とは関係なく、ものすごい大砂嵐でした。しかも、よりによってバイクで出かけている最中。家を出たときは、前線が通過するとき特有のむっとする暑さで非常に辛かったのだけど、無風だったので出発。その後、前線通過が砂嵐になってもう高速道路は視界ほとんど無し。

バイクはハザードライトを点滅しながら突っ走る。この国の高速道路は下手に徐行するほうが恐いのです。夏になったので砂と埃除けで鼻、口、首が隠れるようにフェイスマスクをして、ゴーグルして顔の素肌がでないようにした上で、フルフェイスメットなんだけど、メットのなかで砂が渦を巻き、容赦なくゴーグルの中の目に襲いかかる。それに埃を吸わずに息ができない。パンチメッシュのバイクジャケットとパンツにも、メッシュを通過した砂が肌に突き刺さる。肌の露出は全然ないんだけど、暑さ除けのメッシュが粗くなったところは、もう重点的にやられて痛い。

砂漠の夏は暑いからメッシュ地じゃないと熱中症で3分で倒れてしまう。とはいえ、砂嵐には弱い。特に今日みたいな記録的な大砂嵐だとかなり辛い。普通のひとは、もちろんこんな日に家からでない。ましてやバイクで出かけるなど狂気の沙汰。でも、私はサウジの感覚からいっても、日本の感覚からいっても普通じゃないので、ぜんぜん平気(嘘)、ホントはしんどかった。でも砂嵐などのぞむところ。こういった修行体質になると、もはや砂嵐の中を突っ走るのは、むしろ楽しい(負け惜しみ)。横風が吹くからずーーっとバイクを風上に倒さないと直進できないし、腕と腰にひびく、、

プロテクタもヘルメットもバイクも砂まみれでした。しかも、帰り着くと家の中も砂でベッドの上も机の上も大変なことになっていた。よりによって、こんな日にバイクで外にでる馬鹿の気がしれない。

20130526 bike 015.jpg

家の中は本当にどっから吹き込むのか、砂だらけ。なんで、こんな日に走ってたんだろう、、むしろ不思議。

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