The Redang Telegraph

2013年07月14日

アラビア横断往復 第2章6 リヤドへの道

足がつってろくすっぽ寝れなかったけれど、最初の長距離です、朝3時出発。。。の予定だったけど、荷物を積み込んだり、チェックアウトしたり、、とかで実際に出発したのは30分遅れ。ま、しかたないか。

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朝が早いお店、、農業地帯の朝は本当に早いです。

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気温はどんどん下がり5時には18度まで。もうハンドルを握る腕は寒さでしびれてきた、、、
(写真は寝る前にとったので24度だけど、、、5時で19度になっている。実際は寝る前は20度。5時で18度だった)

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こんなに寒いことろがサウジにあるなんて信じられない。夏至のサウジに18度、、暑さ対策しかしてない体に寒風が吹き付ける、、そして夜明け。

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夜明けになったとたん、暑い!どういうことだ?日が差したとたんにこんどは暑さとの闘い。ありえない、、6時なのに、もう暑さでへたばり。とりあえずどこかで朝ごはんでも、、。リヤド=ジェッダ道路はけっこうボロボロな感じの道で幹線という雰囲気は少ないです。そのうち大掛かりな改修があるかもしれませんが、しかたない。けっこうアスファルトも剥がれて小さな穴もある道路です。

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サウジ風ドライブインは3文化混合?足高の長いすというシルクロード風+椅子とテーブルの国際風+床にじゅうたん枡席というサウジ風。どこに座るか考えるほど。

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あとでよく考えると、この旅行で朝ごはんをまともに食べたのは後にも先にも、この1回だけでした。その後はもう朝ごはんどころではない、、というか、朝ごはんがあるような場所がないという砂漠の旅です。
さて、出発、、

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もう、朝の7時には50度に達してお昼近くにはバテバテで倒れそう。もう思い切り熱中症の症状がでてます、この辺で休まなくては、、と、思っても、炎天下の道路に日陰などあろうはずもなく、バイクからおりようが、おりまいが、休めないことに大差ない。次に見えてきたガソリンスタンド、、

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ガソリンスタンドにあった食堂で昼食、シルクロード風高椅子で服も全部脱ぐ、、

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ご飯を食べても立ち上がれない。お店のひとは「お祈りの時間だから閉めるんだけど」、、「もう、立てない。しばらく、このままでいさせてくれ。お店はしめてもいいから、、」ということで、横になったままお店も閉められて、、でも、追い出さないのがやさしいです。

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お昼1時以降はもう、走れない(いや、走ったけど)、横風、砂嵐、熱風、熱中症、もう体が熱くて、飲み水をどんどん体にかけて、ジャケットの内側をズブズブにぬらして走る。30分たつとカラカラに乾くから、また止まって水をかける、水をかける、下着の中までズブズブにする。ヘルメットの中もとうぜん水浸しにしておく、、、頭が熱いと倒れそうだし、、

おお?やがて、赤い砂漠が、、これがうわさのリヤドの赤い砂漠だ。

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