
さっそくリヤド市内で道を間違えるけど、なんとかリカバー。リヤドはジェッダからダンマンを結ぶ道路が一番の主要道路で、その道路に碁盤の目状に町が広がっているので、ダンマン方面にいくのにそんなに間違うはずはないのだけど、やっぱり間違ってしまう。うーん。とりあえず給油。リヤドもこの時間は道路はがら空きです。

朝、出発前にバッグに白テープで大きく「ジェッダ」と書いてみた。なんとなく、すごいことしてるぞ!という気分が増す。なんといっても、リヤドからドバイはこの旅行最大の旅程で、ここをクリアできればだいたいのことができるというもの。

しばらく走って日の出、、


しかし、この後、道を間違えた!けっこうしんどい!、、間違えたのは地図のせい。

リヤドからダンマンに行く道路とホフーフに行く道路の分岐は、リヤド州と東部州の州境をすぎたところに地図はなっているが、実際の州境はこの分岐よりさらに東にあったのだ。。まったく。つまり、グーグルの地図は、現地の地図を利用しているけれど、現地の地図が間違っていたらグーグルといえどいかんともしがたいということ。どうも、おかしいとおもって「いざというときだけのGPS」をとりだすと、やっぱり行き過ぎている。しかたないので、そのちょっと先にあるバイパスから南下してホフーフに行く道に合流するしかない。
怪我の功名とはこのことで、この道路は交通量もほぼまったく無く(私みたいに道を間違えたひとが使う?)、ごみを落ちてなくて、砂漠もきれい。これまでも、ずーーーーーーっと単調で眠くなるほど砂漠を走ってきたけど、ここぐらいきれいな砂漠はなかった。
やがて合流道路にでる。


もう、熱い上に完全に熱中症の症状がでているけど、日陰もないし、水をかぶりながら走るだけ。もう、このリヤドとホフーフの間は超絶すごい。熱い、熱い、もう焦げそう。

これで焦げないのはジャケットやプロテクターを着込んでいるおかげ。
日本では暑いと薄着するけど、こんな55度を超えている場所では薄着すると火ぶくれの元、もう完全に熱中症にやられるしかない。砂漠では、着込むこと。分厚く着込むこと。当然、肌など1mmでも出してはいけない。つまり、断熱材を使った家と断熱材の無い家の違いで、断熱材を分厚くしたほうが中は涼しいのである!
私の背中のプロテクターなど2重でその厚さ3センチほど。このおかげで、背中がジリジリ焼けそうだったということもなく、快適(ないのと比較すると)に来られたわけです。みっちり着込んだ姿をみて、熱そうという人もいるけど、どっちころんでも砂漠は熱いのでしかたない。だったら断熱を完璧にしておいたほうが快適ということです。
ホフーフの外環道に到着。ここも、ものすごい坂があったり、横風があったり、大変だったけど、ようやくここまで来たね、、

ホフーフの町にははいらず、外環道からそのまま南下、、いっきにカタール国境をめざす!おおお!(よれよれだけど)
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