The Redang Telegraph

2013年07月15日

アラビア横断往復 第2章10 アブダビ

私の海外でのキャリアはアブダビからはじまりました。今は昔、1984年です。マイケルジャクソンのスリラー、ワムのケアレスウィスパー、カルチャークラブ、それに松田聖子に中森明菜が全盛です。まだ、チェッカーズの名は知られてませんでした。アブダビの名を知る人も、ドバイの名を知る人もいませんでした。ドバイというと赤軍のハイジャックで有名なだけです。そこで2年間働いた後、こんどは2000年代の初めに3年ほどいました。アメリカ同時多発テロ911のニュースはアブダビのテレビで見ました。
なつかしいです。

UAEについて給油すると、値段がサウジの3倍弱。なんて高いんだ!アブダビは産油国だけど、ガソリンの値段がこんなに高いとは!もちろん、なにもかも高かった。しかも、しかも、ガソリンスタンドの兄ちゃんがアラビア語を話さない!しかも、ハイオク95はサウジでは「赤」なのにUAEでは「緑」。おいおい、逆だ、サウジからUAEについたとたんにカルチャーショック!かなりの違いにショック。もちろん、最近ドバイに行ったことあるから、UAEについてわかっているつもりだったのに(しかも5年も住んでたし)、いやいや、陸路で行くと違いもくっきりです。びっくりたまげたことが多かった。

しかし、熱い。当然、国境を越えたぐらいでは気温に差はない。

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道路も貧弱だけど、ところどころ思い出したように立派な部分もあるし、両側に緑がつながる部分もある。

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しかし、困ったのはガソリンスタンドの少なさ。もう、横抱きジェリー缶の活躍しまくり。

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熱い時間帯のうえに単調な道路。しかも休息できるような場所がないうえに、大型のトレーラーばかりなので危ない!ようやくジャバルザンナに到着。

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ここは2回目の仕事で、タワーを建てたのです。こんな砂漠の真ん中で、、よくやったと思う。道路からも見えたので10年ぶりの対面です。このタワーを建てた日々のことは忘れません。

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ここからアブダビまでは土地勘があります。ジャバルザンナの工事で毎日通った道です。タアリーフのドライブインも、ほぼ昔のまま。懐かしい。ここでやっと昼食。

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レストランの人もアラビア語が通じません。まったく通じません。英語だけです。UAEも昔はまだアラビア語の世界だったのに、今はもう英語の世界になったのですね。。。


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