The Redang Telegraph

2013年07月15日

アラビア横断往復 第2章14 オマーン

ダイビングの船はダウ船。。。待ち構えてた友人に助けられて船に乗り込む。私が一番最後の客だけど、実は私の直前にも到着したカップルがいて、1時間遅れぐらいしかたない、、というアラビアの実情に感謝。日本だったら絶対待ってくれなかったと思う。

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ボートに乗って、水を飲んで、ライダージャケットも脱いで、何もかも脱ぎ捨てて水着だけになると、爽快感が増す。あーー、もう疲れた、、しばらく休んでいたいけど水中カメラを組み立てたり、おやつたべたり、日陰に入ったり、脱ぎ捨てたプロテクターを片付けたり、それはそれで忙しい。出航前の準備というのができなかったから、船が動き出した今になってからやらないといけない。

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ムサンダムのリアス式海岸の眺めがとても美しくて、写真にとるけどゆれる船の上からでは難しい。

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最初のダイビングポイントについたのが1時間後。いい感じの所要時間です。

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植物性プランクトンの多い時期なので、水中はもやっと緑一色。透明度は紅海のほうがいいですけど、魚の大きさはインド洋のほうが栄養豊富なぶん大きい。そう、ここはインド洋。まあ、オマーン湾といういいかたもあるけれど、紅海でもなく、ペルシャ湾でもなく、インド洋!!!

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うーーん、ダウ船は舷が高くて、はしごも長い!

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2つ目のポイントは洞窟ポイント、感動ものでした。

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2ダイビングでおわり、帰路。

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また港に帰ってきました。

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バイクは、妙に魚くさくてかなわない。ここは漁港でバイクを置いていたのは魚市場の建物の横。

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やった!やっとオマーンまで、紅海からインド洋まで走破を達成することができた!すばらし、、い?
このときはすでにブルー、、これで道のりの半分。なんとこれから同じ距離をはるばる紅海の我が家までもどらないといけないのだ。ばんざーい!というより、「バイクをここで捨てて飛行機で帰ろうか」と真剣に考えたりしていたのだ。出発前にオマーンについてインド洋を見たら感動で泣くかもしれない、、とか考えてたのに、インド洋をみたものの道に迷って、転倒して、それでも場所がかわらなく、確かに泣く泣くオマーンについたのは確かだけど、感動なんてまったくなかった。港につけない「あせり」と港についた「安堵」かなあ。

それでも、勇気を振り絞って、これから熱砂のアラビア半島を横断して、我が家に!!!!とほほ、勇気がでない。あれを帰らないといけないとは。。。。アラビア半島を横断して帰るのは勇気が必要なのではない、義務感というか、乗らないと帰れない、ホテルも予約しているしキャンセル料ももどらないし、、という現実的なことから、一歩一歩もどらないといけないのだ。きっと。

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