The Redang Telegraph

2013年07月16日

アラビア横断往復 本章2 カテゴリの追加

これはまったく旅とは関係ないですが、このブログに「アラビア横断往復6000キロ」というカテゴリをつくり、この旅関連の記事はすべて、こちらに入れるようにしました。

なんといっても、行きはヨイヨイ帰りは恐い、、じゃなくて、息はヨレヨレ、帰りは?というぐらい、辛かった道のりです。

本当にブログのこの旅関連記事を読み返しても、「熱い(もはや暑いではない)」「辛い」「道に迷う」「泣きたい」という4語で構成されていて、ちっとも「楽しい」「達成感」「がんばり」「うれしい」という言葉がでないです。ふつう、こういう話には青春の爽快感があるはずなのに、やっぱりサウジだからかなあ。

6000キロというとアメリカ大陸横断と同じ距離。あんなメジャーな横断と一緒にされると困るけど、アメリカ横断だと山あり川あり、砂漠あり草原あり、田舎あり街あり、いろんなお店があって地方の料理とかも食べられそう。モーテルだとか利用すれば、旅行も楽しそう。
翻って、わがアラビア半島横断は、景色はいつも砂漠。砂漠の砂の色が白っぽい、灰色っぽい、ベージュっぽい、赤っぽいという区別があるぐらい。露出した岩、険しい山もあることにはあるけど、全体からみると無きも同然。ひたすら無人の砂漠で街らしいものはなく、あっても交通渋滞で走行による風が体に吹き込まず、砂漠より苦しい暑さになるばかり。千キロも眠たくなるような単調な風景、代わり映えのない景色、料理はチキンの焼いたのか?ラムの焼いたのか?しかも自分ちの田舎でたべる料理とまーーーーったく同じもの。サウジが外食産業がまだまだ発達してないし、しかも、食べる時間もなく走り続けたので食事などあっても無きがごとく。
ホテルはあらかじめ予約していたけど、もう砂漠の中の一粒の砂を見つけるぐらい難しく、旅行で一番苦労したのは予約していたホテルを探し回ることだといえます(だいたい、ホテルに近づくころは体力も限界にきているから、なおのこと泣きたい)。

先に言っときますが、この旅で、「やったー!ついにアラビア横断だ!」と叫ぶシーンは皆無です。

もう、体中埃にまみれ、砂にまみれ、ひっじょーーーーに、汗臭く、打ち身であちこち辛い上に、あせもで体のあちこちがかゆい。寝不足と埃で目は充血して、それでも何かに憑かれたように走った、、という面白くもない記事がつづく、、はず?いやいや、それでは確かに面白くない。しかし、どう面白くしよう、、、

なんか、面白くないとね、私自身もやってらんない!がんばろう?

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