サウジのように湿度の低い砂漠の国は、日射量がそのまま温度に反映されるので、理論的な盛夏である「夏至」の6月下旬が一番暑いのである!ある!ある!つまり、私は、世界でもっとも熱いといわれるサウジアラビアの、そのまた年間で一番暑いときに砂漠を横断したということ!なんといっても、夏が至るんだよ、夏至っていうのは。夏の頂点!
ふーー、本当に熱かった。
熱かった、、、全路線で熱かった。例外的にターイフ周辺だけ温度がしのぎよかったけれど、それは局地的なもので、全線50度越え。平均55度、、というか、55度までしか計測できない温度計が敗因か?とはいえ、通常販売されている温度計は基本50度までだから、しかたないのかもしれません。
これはことさら熱かったアハサー(ハサ)の温度。夜中の11時にチェックしたので温度は下がってますが、毎日最高温度が46度らしいです。ちなみに気温の観測は、「風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測しています。 また、電気式温度計は、直射日光に当たらないように、通風筒の中に格納しています。通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて、気温を計測しています。」ということです。気象庁のHPから。http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq11.html
芝生に囲まれた直射日光を避けた中で46度なので、炎天下のアスファルトでは照り返しもあるので55度はまだぬるい。60度ぐらいはあったと思います。

ちなみに、最後は壊れました。転倒して壊れたのではなく、なんと60度を越えてアルコール溜部分が破裂したのです、55度以上を計測するには壊れるというオプションがあったとは、、おそらく最後のマディーナあたりで炎天下70度ぐらいあったのだと思います。温度計が破裂するほど熱かった、、とは。


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