The Redang Telegraph

2013年07月25日

アラビア横断往復 本編14 我が家

バドルの砂山を見て、やっとここまで帰り着いたことを実感。そこから我が家まで約150キロ。
とはいえ、簡単に帰してくれないのはよくわかったこと。ここは南北方向だから強烈な横風が吹き荒れます。そして、それを乗り越えて我が家。

我が家は1階が事務所、2階が宿舎となっていて同僚3人で暮らしています。時間は5時ぐらい、、戸をあけると、同僚の一人がまだ事務所に残っていた!ああ、抱き合って無事を祝おう、、と、近寄ってくるけど、、「ちょっと待った!私は臭いぞ!汗と埃にまみれてこの世のものではない臭いがするぞ!」と釘をさす。

なんといっても大量の汗をかいて、それが瞬間に蒸発して、でもまた汗をかいて、1日に7リットルぐらい水分補給するぐらいだから汗の臭いも凝縮されてジャケットにこびりついているはず。彼は、近づいたけど、異様なものを察してくれて抱きついてこなかった。ありがとう。でも、「写真とって!」と頼んで、いろいろ撮ってもらった。ありがとう。

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駐車場の車をだして、代わりにバイクを入れる。いつものバイク置き場は炎天下なので、これから荷はずしにとりかかるのだけど、もう屋根があったほうがいいに決まっている。

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バッグがなくなってすんなりした右側。

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バイクの汚れも、ものすごい。洗わずにはいられないけど、とりあえず証拠写真(?)

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風防は、もはやスリガラス程度の透明度もない。良く考えると、この風防がなかったらこの汚れは体や顔で受け止めなければならなかったはずだから、文句を言うのは間違っている。ありがとう、、と、言うべき。

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地図を張りまくったタンク。ガムテープのカスでひどいことになっている。これは簡単にはとれないから明日きちんと取ろう。

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荷物を全部はずし終わり、、、荷台ロープもおつかれさま。

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部屋に入ってすぐシャワー。とうぜん。1時間ぐらいかけて、体を洗って。プロテクターもあらって、ヘルメットも洗って、

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ジャケットもプロテクターをはずして洗濯して、、(わあ、転倒したときのダメージにあらためてびっくり)。肘のジャケット内蔵プロテクターが削れてる、、、、

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それから、さっぱりしたところで、洗車。端から、端まで、余すところなく、洗剤をつかってきれいに、きれいに。。。もう、埃も砂も汗も、みんなどっか行ってしまえ。誰かが1億円やるからもう一度行けといっても2度と行くものか、、意味なく怒りがこみ上げてくる。が、ともかく全部きれいになったことだし、もう寝よう。行程中、ずーーっと睡眠不足だったし。


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