サウジアラビアで取得した二輪免許を、日本の免許に切り替える。これがうまくいけば、教習所にも通わなくて済むし、サウジアラビアで、たった25リヤルでとれた免許が大化けしてくれることを祈りたい!
まずは警視庁の外国免許切り替えのHPで必要条件を調べると、
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai05.htm
手続きの最初のネックは「運転免許の翻訳文」です。HPでは、当該国の在日大使館かJAFで翻訳証明をもらうように、、とありました。それでサウジ大使館に電話で翻訳の話をすると、、
「サウジアラビア人しか運転免許の翻訳をやってません。あなたサウジ人?」と言われた。
それで速攻JAFに連絡をとりました。JAFの翻訳文についてのHPはこちら。
http://www.jaf.or.jp/inter/translation/
連絡先はJAFのHPに載ってます、、さすがにJAFは対応が丁寧。住民票的には東京都民なんだけど、現在地は千葉だと伝えると、構わないので近いところでいいですよ、、ということ。なんとなくわかったけど、警視庁のHPだと翻訳文は大使館がやってくれるような雰囲気、、でも大違い。実際はどの国も最初からJAFに連絡して「xxx国の運転免許なんだけど、翻訳文だしてもらえますか?」と聞くのが正解。もし出せなかったらどうしたらいいのか教えてくれると思う。車関係で困ったときはJAF!なにも車のトラブルだけではないのだ!
千葉のJAFは駅からちょっと行ったところの大きなパチンコ屋の前。きれいな建物です。窓口で事情を説明して、運転免許のオリジナルを提出して、
「ああ、サウジですね、、どれ、、」といって大きなファイルを持ってくる。おお!プラスチック化以前の紙版の時の翻訳のひな形もある。サウジの運転免許を日本で翻訳してくれという人は思いのほか多いようです。私がレアケースというわけでは全然なかった。例文をみると、主にパキスタン人とかのサウジの免許からの切り替えみたいです。
「あ、でも私のは二輪なんです」、、これを言わないといけない!例文は普通車ばかりだし。。。案の定、これで若干もめたけれど、それは窓口担当の人の知識不足で、経験をつんだ担当者に変わった途端、あっさりと翻訳証明を出してくれました。教訓は、窓口担当の人の良しあしで全然対応が違う。新人だと、「そんなことはできません。アラビア語わかりません」とか簡単に言う、、恐ろしいことになる。ひきかえ、熟練の窓口担当者は「いいですよ、アラビア語はわかりませんが例文と文字の形が一緒ですから」と、さらりとこなす。
そう、これまでも二輪の翻訳を出したことがあるらしく、ダッラージャナーリーヤというアラビア語がちゃーーーんと、ファイルにのって「自動二輪」と訳文がでていた。
待つこと、30分。あっさりと、その場で翻訳文を受け取り。第一段階終了。これが郵便だとでの申請になると支払だとか郵送だとか、ともかく2週間ぐらいかかるそうです。直接JAFに行くというのが最善です。
JAFのHPには在留カードが必要、、サウジだとイカーマ、、と書いてありましたが、今のプラスチックの運転免許だと在留カードは不要だということです。紙版のころはアラビア語だけで氏名が書かれていたので照合のために必要だったけれど、いまはアラビア語とローマ字の併記だからだそうです。なにごともHPだけではわかりません、ともかく電話して尋ねてみましょう。
そして、第二段階は、、そう、免許試験場、、、
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