The Redang Telegraph

2014年07月07日

ラマダン中

マレーシア生活での、はじめてのラマダーン月。
もちろん、注目すべきは体重とイフタール。

体重については痩せなくてはいけない、、、とほとんど強迫観念に取り付かれています。そのわりに、食べることを控えないので処置無し。今年のラマダーンのイフタールはとてもおいしくて、過食してしまい、「ああ、しまった、食べ過ぎた、、」と後悔の念にとりつかれる毎日です。ほんとうに、どうにかしたいです。KLマラソンのエントリーも終えて、10キロを2時間で走りきれるかどうかはなはだ疑問だし、それ以前に最近2時間連続して立っている記憶もないので、、せめて体重を落として、足腰の負担を下げてからマラソンに参加したいものです。

7月3日はホテルのイフタールに招待されました。

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外では、羊の丸焼き、スパゲティ、野菜入りロティ(ほとんどお好み焼き?)、麺類、焼き飯、サティなど屋台料理がならび、

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なかでは前菜、、そういえばマレーシアの果物はあんまり甘くない。もちろんマンゴーはとろけるように甘いし、ほかにもいろいろ甘い果物はあるけど、全体としていうと甘くないです。それで、果物には黒蜜胡麻和えみたいな真っ黒な甘いソースをまぶしてたべます。

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甘いものは、やはり甘いもの先進国のアラブのほうが断然おいしいです。マレーシア料理は素朴で、とくに果物は素材のおいしさが勝負なのに、品種改良以前の素朴でほんのりと甘い果物、、、もいいけど、甘い果物が食べたい!蜜をつけないと甘くない果物はなんだかなあ。それに果物の酢漬けもあるけど、これはピクルスだよね?デザート?

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そして、ナツメヤシ。。ああ、これを見るとラマダーンだなあ、、って気がするし、自分のホームにもどれた気分になります。

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味でいうと、むしろ中東料理のほうが日本人の舌にあうと思う。マレーシア料理は塩辛かったり、香辛料たっぷりで辛かったり、ココナツで味付けたりして、薄味の私としては中東料理が懐かしい。そんななか、ああやっぱり日本に近いよね、、というのはフィッシュボール。さつま揚げの類が多いこと。

これは、ほとんど「おでん」です。

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お腹一杯になったころ、窓のそとをフロートが通る。なんだろう?物見高い私としては見逃すわけにはいかず、ご飯も半ばにカメラをつかんで外に飛び出します。

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おお、ホテルの右隣のセントトーマス教会のパレードでした。後で調べるとローマカソリックでは7月3日は聖トーマスの日とあります。この人はインドで亡くなったりしてインドと縁が深いので、インド系のカソリックの人には人気抜群(ちなみにホテルの左隣は福音派の教会)。

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ラマダーンのイフタール会場の横をとおる、カソリックのパレード、、なんだか不思議な感じだし、これが平和に行なわれているのを見るのはうれしいことです。世界では、、というかアメリカでは、ムスリムをテロリストと結びつけようとする画策がいろいろとあって腹立たしいことも多い昨今、政治が宗教をおもちゃのようにいい加減にもてあそび分断させようという動きにはうんざりです。

だれにとっても、平和な日々がおくれますように。


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