正確には「金曜日と祭日が重なろうが、重なるまいが、どっちころんでもみんな4−5日は休むから関係ない」というのが正しい言い方です。私の長いサウジ生活の中で、祭日と金曜日が重なったことは何度もあったはずですが、全然記憶にないです。「祭日の周囲一帯、みんな休み」というのがデフォルトでした。おおざっぱなサウジならではです。マレーシアはさすがに先進国に手が届くところにあるというぐらいしっかりしてますね。
しかし、、、
犠牲祭の礼拝に歩いていくのだけど、誰も歩いていない。
雨上がりの町をトボトボあるくのだけど、、、静まり返った町。おかしい、礼拝開始まであと15分なのに、誰も居ない、、
これは、きっとイードの日を間違えたに決まっている、、
きっと明日なんだ!
きっとモスクから溢れんばかりの人がいると思って、自分用の絨毯まで持参したのに、、
モスクの入り口にはさすがに人影がありました。ほっと一息
しかし、中はガラガラ、、
あ、礼拝の時間を間違えたのか?しかたないので、近くの子供たちの写真を撮り出す、、
しかし、予定の8時が、8時半になったころ人が大勢(、、、といっても大した人数ではない)来て、礼拝が始まりました。
礼拝が終わって、
挨拶のラインができてた、、
モスクの中にも、マレーシア人の大好きなマッサージチェアが、、
外にでて、
バイクで帰る人たち、、
自転車で帰る人たち、、
さて、私も帰ります
しかし、この人の少なさはなんだったんだろう。パハンというのはそんなに礼拝に人が来ないのか?いや、金曜礼拝のほうが、人は多いし??????
よーーーく考えると、きっとこういうこと。
1 パハン州の州都である、この町Kuantanには、私の目からみて小さい町とはいえ、マレーシアで5本の指に入る大都会である。
2 したがって、職をもとめて近隣から多くの人がこの町に働きに来ている。
3 イードは日本の盆暮れと一緒で、民族大移動と言われるほどみんな郷里にもどって家族で祭日を祝う習慣がある。
4 だから、州都からは一斉に人が引き揚げているのである。そういえばホテルの駐車場とかもガラガラだったし、、、
5 そのうえ、私がいったモスクは州都の中でも一番の目抜き通りにあるモスクで、、つまり、正月の大手町みたいなもので、働いている人がいなければ、がらーーーんとした過疎の町になったというわけ、、か。
あとでマレーシア人の友達に8時になっても人が少なくて、、という話をしたら「そんなことはあるはずがない、自分たちのモスクは1時間前から人があふれて大変だった」と驚いていた。そう、友達は田舎の実家に帰っていたのです。住宅地や田舎だったらそうなんだと思う。でも、ビジネス街は、あり得ない程人が少なくて、超びっくりです。
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