トレールラン、、そらあ、もう、なんというか過酷さの極みみたいな気がします。正直言うと、トライアスロンのオリンピックディスタンスより大変。これを超えるものは、もはやアイアンマンしかない!

コースは50キロ、21キロ、10キロの3種類あるのですが、21キロに挑戦。ちなみに50キロ参加者はフルマラソンの証明提出が条件になっています。いつもながら無謀にもほどがありますが、バカだからしかたありません。
ともかく練習ということで、この記事(上)(下)は練習記録です。Sg.Lembingで2回、Bkt.Perindongで2回練習。本番のコースでのフィニッシャータイムは4時間半。だいたい、1時間5キロ見当ですが、私の練習ではSg.Lembingでは時速3キロ、Bkt.Perindongで時速2キロ。うーん、全然足りない。本当に全然どうしようもない。
Sg.Lembingは大会の開催地です。1回目の練習は地図の南北を間違えて、違う山に登ってしまったという超絶頭の悪いことをしてしまいました。2回目は、、、?
バスターミナルの駐車場で着替えて、準備万端。ここは観光地なので大型バスがいっぱい並んでいます。
観光地ならではの心配は、走りながら写真を撮ること。気になる風景があると、立ち止まってカメラを取り出すしかありませんが、ただでさえ走るのが遅いのにフォトジェニックにはかないません。たとえば沈下橋。
クワンタン川の中流域で浅い水が涼しげです。
来月の大会のために買ったハイドレーション。これは高かったけど、いままで使っているパックだと入れた水がプラスチック臭くなって気分が悪くなるという難点があって、交換。さすが、新しいのはすごく調子がよくて、パック内部の洗いも楽です。
そして、これは6月の自転車レースのときに買った水筒。ウエストポーチのホルダにすっぽり入って見た目すごく良い。が、使い勝手は全然ダメ。
ひたすら山道を歩きます。歩くって、、ランじゃないかという突っ込みはあり得ません。もう、ルートの7割は歩きです。生きて帰りたければ、歩きです。
かまどのある、古い民家があったり、
こじゃれたペンションがあったり、
最初のうちは、集落があるのですが、3キロ地点からもう完全に山道。4駆の車がとおる道なので本当の踏み分け道じゃあないのですが、かえって転がる石がゴロゴロしていて歩きづらいことこの上ない。赤土が風に舞って体中黄色。
ともかく暑いのは御免なので、日の出頃に走るので霧がすごい。
トレールランに杖はどうなるの?という疑問もあるのですが、そもそも杖なしでは参加するつもりは全くありません。杖がないと転げるし、足をくじくし、生きて帰れない可能性が30%ぐらいあります。主催者がどういおうが杖をついて参加します。
山の上では、川は日本と同じ、いかにも上流らしい風景。しかも、ここはプールになっていて、着替えたり荷物を置いたりする東屋があったりします。
だいたい5キロ地点で道を間違いました。なぜ気が付いたかというと、7キロ地点でいきなり川の浅瀬を横切る!!こんなの21キロコースにはありません。。。というか、50キロコースには「50キロコースだけ川の浅瀬を横切る場面が幾つかあるのでシューズ等、ちゃんと心構えをしておくこと」という注意書きがわざわざあって、21キロは川を横切らないことになっていますが、、、いきなり目の前に現れたのは何故?
ほかに方法がないので、川の中をジャブジャブ歩きます。当然、靴はぐしょぐしょ。実は、この日は大会用に買ったシューズの初めてのラン、いや歩きなのですが、、、まあ、いいでしょう。。しかし、ランが終わってみると、シューズの中敷きがものすごいことになって、二度と中敷きが使えない状態になってしまいました。安くていい感じだったので買ったのですが、安物買いの銭失い。
値段が高いものの中には当然良い品質のものはあるけど、悪いものもあります。しかし、安物のなかには良品はありません。全然ないです。シューズはある程度の値段はするものと思わないと、安物かって一発でダメになれば、お金ばっかり損してしまう。ふーーー、ともあれ今日はKLに行ったついでに高くて良いものを買いました。お店の中で、ネットの評価とかいろいろチェック、ダメになったシューズの代わりに買ったのはこちら。
グチョグチョの靴で、中敷きをもはやなんとも言いようのないものに変形させながら、10キロ地点で急きょ変更した目標、Xcape Resortに到着。
ここで、くつろいで、靴を脱いで洗って、靴下も洗って、シャツも着替えて、20分ほどして再出発。あとは帰路。帰路は全く走る気力なし。10キロすべて歩きでした。
後で地図を見比べてみると、5キロ地点の分岐を間違えた方にいったのがわかったのですが、山中は圏外で携帯の地図アプリが使えず、GPSをどうにかしないといけないという課題と、スタミナ不足という課題を残しました。
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