The Redang Telegraph

2015年07月27日

Trail Run トレイルラン (2)

Trail Run training today at Sg Lembing
このところ毎週行っているトレイルランの練習。ハーフマラソンやセンチュリーライドが練習不足で悔しい思いをしたので練習第一。たとえ成績が悪くても途中でリタイヤしても、ちゃんと練習していれば諦めがつくし。でも、この場所1回目は地図の読み間違いで全然違うところに行き、2回目は5キロ地点でGPSがないため分岐で違うほうに入ってしまい、今回は3回目。

朝早く起きるつもりだったけど、寝坊。今日は山中でも全く霧が発生してない、おかげでGua Charasがくっきり。朝日もくっきり。こんな日は滅多になくパノラマ山に登って撮影する千載一遇のチャンスだけど、ランの練習で一眼レフを持ってきてないし、そもそも寝坊して20キロコースを全部暑くなる前に走破できるか疑問なぐらいなのでパス。

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そしてランの開始。今回が前回と違うところは、ラマダン月もあけて体力万全なこと。そして、シューズがトレイルラン用の値段の高い本物の靴であること。いままで靴を安物で間に合わせていろいろと痛い目にあったので、今回こそきちんと走破したい。先週までのクロカントレーニングで靴との相性は確認済だし。

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相変わらず、観光地なのですごいバスの数。観光客も多い。こういう非日常な空間は、近場であっても、とても気持ち的にウキウキします。

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ランの開始。今回は山中の圏外でもOKな、ネットに頼らないGPS持参。スマホにダウンロードしました。これで少し安心です。最初の難所は沈下橋。ここを通るとき、どうしても立ち止まって写真を撮りたくなる。。。

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そして前回間違えた5キロの分岐。写真左上から走ってきて、前回はそのまま右上にまっすぐ行ってしまったけど、正解は私が立っている狭いほうの道。

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たしか5キロ地点に鹿牧場があるはずなんだけど、、、あった、閉鎖されてた、、
ともあれ5キロまでのタイムは制限時間内なのでこの調子。

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まだまだクネクネ走ると、トレイルからいきなり舗装道路に代わります。2回目は全線トレールで大変だったけど、そっか、本当の道だと途中からロードになるんだ。

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そして、走ってると、目の前を枯れ葉がすーーっと流れてきました。3秒ぐらいして、、えええ??柿の葉ぐらいの枯れ葉なんだけど、ふつう枯れ葉ってヒラヒラするよね。蝶の滑空のようにすーっとなることはないよ?枯れ葉が落ちたところをみると、、

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びっくりして、ちょっと手が震えたけど、、トビトカゲ。上の写真は土の壁に着地して張り付いたところ。わき腹に折りたたんだ翼が少しみえている。よく見ようと近づくと、、木にチョロチョロ移動、

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山の中は自然の動植物であふれています。ジムのトレッドミルより、戸外でランするのが好きなのはこういう瞬間と出会えるからです。でも、あらかじめマレーシアの動植物を調べておいてよかった。でなければ、ひょっとしてトビトカゲ?という疑いもなく、ただの枯れ葉で終わってたかもしれないです。
トビトカゲと出会ったところは、こういう道。

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ちなみに枯れ葉と似たようなものは一杯あります。

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ここのSg Lembingの周回路はとても気持ちがいいです。その理由はアブラヤシのプランテーションがなくて、本当の自然の山林がそのまま残っているから。おそらくその理由はこの一帯がアボリジニ保護区だということだろうと思います。ただ、ここがアボリジニ(オランアスリ)保護区と言われなければ、全く普通のよくある田舎と全然かわりません。小学校だって鉄筋3階建てで立派だし、、ふつうこんな田舎にこんな立派な学校なんかなかなかあるもんじゃないです。町中だってないような立派さ。

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あんがい、それが「保護区」というものなのかもしれません。家も自転車もバイクも車も、それぞれお金持ちっぽいのから貧乏チックなものまで差がありますが、それはどこの田舎もおんなじこと。ただし、住んでいる人は大体一目でわかる、オーストラロイドです。オーストラリアと違って、マレーシアのアボリジニはネグリト系で小柄なことが特徴となっているという説明もありますが、出会う人たちは全然小さくないし(私のほうが小さい)、淡い金髪の子もいるし、オーストラリアのアボリジニ(サフール系オーストラロイド)のほうが全然共通項があります。いつかアボリジニ関係の博物館で調べることにしましょう、、

こうして、アボリジニ保護区をあとにして、中国文化豊なSg Lembingまであと少し。川を渡り、

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新しい橋のそばで朽ちるにまかせた沈下橋を発見。

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Sg Lembingのゲートを潜ります。

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ふーー、終わった。これでレストランに入って早い昼食。Lembingの町はいつでも中華がおいしいです。で、ふとコース図をみると、、あれ?まだ先があるじゃないか。ゲートまではまだ15キロぐらい。距離が足りないので、Lembingの町を通り過ごして、その先のつり橋をわたって対岸にわたり、また戻ってきてちょうど21キロらしいです。あれ、3回目にして、またルートを間違えたじゃないか。ごはん食べて、残り5キロを再開するかどうか迷ったのですが、もはやそんな元気はない。かくして、3回目もルートを完了できず。

駐車場までテクテクあるき、ランプータンの木をいっぱい見つけ。早く実が熟してほしいな。

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帰りは、Gua Charasをちょっと立ち寄って、写真。

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朝、パノラマ山に登れなかったから近くによって撮影。

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来週こそはルート完了したい!タイムはシューズのおかげで、まあ本番はぎりぎりタイムアウトしないぐらいにはゴールできそうです。

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